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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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紅茶はイギリスだけにあらず〜【基本の紅茶】ムックは楽し〜

11月27日、えい出版社さんから紅茶のムック本
「紅茶の基本」が出版されました。
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価格:980円(税込、送料別)

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おとらさんやモヒーニさんなどが登場していると聞いてお買い上げ~

表紙の右下くらいに「紅茶を心から楽しむ情報を凝縮しました」と書いてあるのですが、
これが非常に的を射ているキャッチコピーだと思います。
もうね、楽しいの。
最近の紅茶全部入り、という感じ。
 
内容についてざっとご紹介。
 
・茶葉が買える場所を紅茶の達人(というか売り主)が紹介
・主に北欧デザインの茶器を紹介、マグカップ多め
・産地別紅茶の紹介
・紅茶メーカーカタログ
・紅茶の美味しい淹れ方とアレンジ
・歴史とかざっと紹介
・喫茶店案内
・対談
 
まぁ「基本」というだけあって、広く浅くという感じはありますが、
本当に凝縮。そして偏りが無い!入門には最適だと思います。

気になった点をいくつか

産地別紅茶「日本」

もしかしたらこのムックが初かも?
産地別紅茶に「日本」が紹介されておりました。
紹介されていた沖縄ティーファクトリーさんは、デパートの催事で何度かお見かけした事があるのですが、非常にお高くまだ手を出しておりません><
ホームページではお手頃価格のものから楽しめるようなのでこれを機にちょっと飲んでみたいなぁ。

そうそう、こうやって、気になった紅茶を通販しやすい環境になったというのはありがたいですよね。
 

市民権を得たんだなぁと思った点を3つ

ムックや本に掲載されるってことは、
それなりに知名度があり、胡散臭くなく、受け入れられている、
平たく言うと「市民権を得た」のだなと思います。
そんな点を3つほど
 
1.水出し紅茶とそのアレンジ
作り方とアレンジまでを掲載。
ルピ雑誌でも水出し紅茶のアレンジには触れられていたので、もうすっかり定着した感がありますかね。
 
冷蔵庫の普及率や水道水の綺麗さ、夏場の気温などを考えると
水出し紅茶は日本にはよく合うのではないかと。
インド人が紅茶にスパイスを加えてチャイを作ったように、
日本は水出しの文化を作っていくのもありだと思います。
 
2.紅茶エスプレッソの紹介があった
市民権を得たのねーーー、と、一番思ったのがこれ。
専門店はなくなってしまったけれど、高圧で抽出した紅茶を提供するお店はむしろ増えつつあるのかも。
ただね、紅茶好きとしては、エスプレッソしてるから濃くなるんじゃなくて、ちゃんと抽出すれば濃くて美味しいものができるんですとだけ、未練たらしく言っておきます。

3.紅茶飲料作成現場を紹介
まさかの午後ティー作成現場紹介。
これは斬新、と思ったけどそういえばムックの監修が磯淵さんだったっけ。と、納得。
それでも、なかなかこういう特集は組まないのではないでしょうか。
これも午後ティーエスプレッソ快進撃のおかげなのか…?

トータルとして:脱・イギリスを感じさせる内容

今まで紅茶本というと、イギリスと絡めて語られる事が非常に多かったのですが、
このムック本は非常にワールドワイド、かつ日本の現状を素直に切り取っているなぁという感じがします。
決して、イギリスから脱却して万歳ではなくて、イギリス一辺倒でない、という程度の意味であり、
今も、そしてこれからも紅茶の国といえばイギリス、というのは変わらないと思います。
ハロッズやフォートナム&メイソンは憧れの高級ブランドとして君臨し続ける、それはそのまま、

でも紅茶って、もっと世界中で飲まれてるものなんだよね。
そう日本でも。
どこぞの名窯が作ったティーセットで優雅に、ではなく、
お気に入りのマグカップで楽しく、
時にはテイクアウトで気軽に、
紅茶のお店も、イギリスの伝統的なものから、エスニックな雰囲気のものから、ジャズが流れるモダンなお店から、茶屋と表現するに相応しい小屋(失礼w)まで、
いろんな形で楽しまれているんだなぁと、気づかせてくれる一冊です。
ひとに個性があるように、紅茶にも個性があるんだと、
お茶の個、お店の個を大切にする時代の到来なのかもしれないとか
壮大な事を思ってみるなど。

Comment(4)
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おいしい本でした
情報が凝縮され、読んでいて楽しいムックでした(´∀`)
確かに脱イギリス礼賛といった感じでしたね。
けっこうチャイも取り上げていたのが印象的でした。
定期的に出してほしいです!
次は『紅茶の中級』、やがては『月刊紅茶』みたいな……w
こうや URL 2010/11/30(Tue)22:56 編集
買いました
ルピシア本は保留でしたが、これは迷わず買いました。
行ってみたい店、買ってみたいお茶など
色々出ていて、これは楽しい♪
読みっぱなしでは無く、
情報を行動に移したくなる本だと思います♡
NEU!(ノイ!) 2010/12/01(Wed)01:25 編集
無題
おはようございます!おぉー!やなさんのオススメとあれば買わねば!!あ・・ルピシアもありましたね・・汗。
ところで、先ほどはコメントどうもありがとうございました。感動~と、うれしく拝見していたのですが・・・なんと!!間違えてうっかり削除してしまいました・・・涙。ごめんなさい!!!せっかくの好意をーーー!!!
私ってば何て恩知らずな奴・・。
でも、やなさんのお言葉、しっかり記憶にとどめております。これに懲りずにまたコメントしてくださいね。本当にごめんなさいっ!!
みーや URL 2010/12/01(Wed)08:35 編集
無題
こうやさん>
チャイは特にワールドワイドでしたよね!
世界の紅茶について全然知らないんだなーと実感させられました。
私の知りたがりの虫がうずくではありませんかっw
ちょっとこれから世界のチャイについて調べてきます。
私も続編希望!で、でも月刊はちとボリュームが(汗

NEU!さん>
先発隊の出番がありましたらお知らせくださいw
確かに買ってみたくなるお茶の紹介がたくさんありましたね。
本棚にしまえず、手元枕元に置いては確認しておりますw
ぜひ良いお店がありましたら教えてくださいませっ!

みーやさん>
お気になさらなくてよいのに〜、わざわざご連絡ありがとうございます。
というかむしろ、私がコメントしたから誤操作を…とか思うとヒヤヒヤw
教室、がんばってくださいね!応援しております(`・ω・´)ゞ
糀谷 やな 2010/12/01(Wed)20:37 編集
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糀谷 やな
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紅茶好き、紅茶と名のつくものには何でも釣られます。
紅茶専門店は170店舗巡ってます。
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