紅茶サイト Tea for Life別館
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NHK「美の壷」に思う「もてなし」とは何か?
お抹茶を飲む前に食べる料理の事なのね。
派手さは無く、
器と素材で四季の移ろいを表現した料理。
目で楽しみ、おいしくいただく。これを「目福口福」という表現で表したのが素敵。
自然と共に暮らすというのは、何も文明を否定して山奥に篭るような事ではなくて、
移ろいを意識して生活に取り入れることが、愛でるという事に繋がるのかもしれないと思ったり。
季節の花や木を食で表現するのは、技術的に未熟だけど取り入れてみたい要素。
刺身で作った牡丹や蕪をくり抜いてかまくらに見立てた煮物は思わずため息が出るほどの出来栄え。
こういうのが作れたらどれだけ素敵だろう。ああ技術が欲しい。
ところで、何のためにそこまでするの?
というと、ここに「もてなしの心」が出てくる。
というと、ここに「もてなしの心」が出てくる。
しかし「もてなし」って何だろう。
私の中にはどうしても竜宮城のイメージがあり、浦島太郎はただどっかりと座り、ご馳走を食べ、鯛やヒラメの踊りを見るような、
まぁ「接待」ですね。社長のご機嫌を損ねないように媚び諂うようなものなのかと
どうもひっかかっていた訳ですが
当時は交通が不便で、茶会に参上するのに片道何時間とかけてやってきていたという話を読んで
ああもてなしとは、相手への感謝や労わりなんだなぁと
なんとなく感じたのでした。
自分が淹れた茶を飲むために、片道何時間とかけてやってくる。
茶を飲み「美味しい」と言ってくれる
共に器を愛で、料理を愛で、四季を味わう。
当時の茶人は相手のことを常にリスペクトしていたのかもしれない。
そのうえで、鯛やヒラメの舞い踊りにならないよう、双方の負担を限りなく軽くしたのが
「侘び」だったりするのかな。
シンプルで美しい、侘びって機能美なのかもしれませんね。
日本の茶道を知らない人の勝手な戯言ですが。
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