紅茶サイト Tea for Life別館
紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。
紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。
Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
これからの「紅茶」の話をしよう〜世界の紅茶〜
タイトルパクリ元の本は知らないのですが
磯淵さんの新刊本「世界の紅茶」が発売されたので、読んでみました。
目次はこんな感じ
第一章 世界で愛されてきた紅茶第二章 変化する紅茶の世界第三章 紅茶のおいしさとはなにか第四章 紅茶への期待第五章 未来の紅茶5-1 未来的な商品開発5−2 紅茶と人
紅茶についてある程度前知識があり、歴史とか効能とかに興味がある人がメインターゲットかなと思われます。
発売前からこれは買うぞと決めていたのは「未来の紅茶」という項目が入っていたからです。
生活はこんなにも変化していて、いろんなモノが売れなくなったり、売れるようになったりしていて
技術も変わるし経済も変わるし、変わらないものもあるし
で、将来は紅茶ってどうなるんです?
この本を読みながらまた色んな事を考えさせていただきました。
磯淵さんといえば低温殺菌牛乳とかパンジェンシーのイメージが強いですが、
著作を読むとその奥の意図であろうと思われる事がたくさん見えてきて、業界全体の事を考えておられるのだなぁと思います。
もちろん紅茶に携わる皆様も未来の紅茶について考えていらっしゃると思いますが、
一番明確にアウトプットしてるのが磯淵さんという印象を受けます。
気になったポイントをいくつか
・ミルクインファースト
英国王立化学協会が言うには、パーフェクトな紅茶を作るにはMIFが良いという事らしいです。
それを受けてメディアではMIFがさも「正解」と言わんばかりに報道してますが、
面白いのは磯淵さんはMIFを薦めながらも決して「MIFをのほうが美味しい」「MIFが正しい」というようなことは言ってないんですよね。
MIFのほうが紅茶感がある、としながら、飲むときの状況に応じて我儘に飲めば良い、と記載してあります。
いいですねー、我儘に飲む。
これに関しては思ったことがあるので、後日また改めて
・未来の紅茶
一番びっくりしたのがこれ。
将来的に紅茶は「粒になってもいいよね!」
な、なんだってー! (;゚д゚)
な る か もwww
思えば日本でもヨーロッパでも、お茶はまず「薬」として入ってきたもので、薬効があるというアピールから始まっている。
それがいつの間にか嗜好品になり、美味しい淹れ方が追求されるようになった。
効能があるから飲むというのは、紅茶に限らず何にでも当てはまるかもしれません。
というか、デメリットがあると思われれば好きであっても敬遠されるので、その分効能もしっかり伝えたほうがいいんじゃないかと思わなくもないような。
・未来の紅茶その2
本では、紅茶は3つの平等をもたらすと書かれております。
ひとつは貧富の差がなく「紅茶」という飲み物を楽しむことができること
ふたつめは、もてなし、喜んでもらいたいという心をカップで差し出せること
みっつめは、誰でも飲めるということ
紅茶はどの国においても誰もが購入出来る程度に安価なものであり、果たして未来もその安価を維持していけるのか、
例えばインドの経済水準は30年後確実に上がっているでしょうから、茶葉のコスト上昇は避けられないのかも、
一方で、先進国の経済水準が同じくらい上がるかというとそうは思えないので、さてどうなってしまうのか。
などなどなど、面白い話や磯淵さんらしいお話まで盛りだくさんでした。
他にももっと書きたいことが色々あるのですが、
気になる方は是非本にてということでw
磯淵さんといえば低温殺菌牛乳とかパンジェンシーのイメージが強いですが、
著作を読むとその奥の意図であろうと思われる事がたくさん見えてきて、業界全体の事を考えておられるのだなぁと思います。
もちろん紅茶に携わる皆様も未来の紅茶について考えていらっしゃると思いますが、
一番明確にアウトプットしてるのが磯淵さんという印象を受けます。
気になったポイントをいくつか
・ミルクインファースト
英国王立化学協会が言うには、パーフェクトな紅茶を作るにはMIFが良いという事らしいです。
それを受けてメディアではMIFがさも「正解」と言わんばかりに報道してますが、
面白いのは磯淵さんはMIFを薦めながらも決して「MIFをのほうが美味しい」「MIFが正しい」というようなことは言ってないんですよね。
MIFのほうが紅茶感がある、としながら、飲むときの状況に応じて我儘に飲めば良い、と記載してあります。
いいですねー、我儘に飲む。
これに関しては思ったことがあるので、後日また改めて
・未来の紅茶
一番びっくりしたのがこれ。
将来的に紅茶は「粒になってもいいよね!」
な、なんだってー! (;゚д゚)
な る か もwww
思えば日本でもヨーロッパでも、お茶はまず「薬」として入ってきたもので、薬効があるというアピールから始まっている。
それがいつの間にか嗜好品になり、美味しい淹れ方が追求されるようになった。
効能があるから飲むというのは、紅茶に限らず何にでも当てはまるかもしれません。
というか、デメリットがあると思われれば好きであっても敬遠されるので、その分効能もしっかり伝えたほうがいいんじゃないかと思わなくもないような。
・未来の紅茶その2
本では、紅茶は3つの平等をもたらすと書かれております。
ひとつは貧富の差がなく「紅茶」という飲み物を楽しむことができること
ふたつめは、もてなし、喜んでもらいたいという心をカップで差し出せること
みっつめは、誰でも飲めるということ
紅茶はどの国においても誰もが購入出来る程度に安価なものであり、果たして未来もその安価を維持していけるのか、
例えばインドの経済水準は30年後確実に上がっているでしょうから、茶葉のコスト上昇は避けられないのかも、
一方で、先進国の経済水準が同じくらい上がるかというとそうは思えないので、さてどうなってしまうのか。
などなどなど、面白い話や磯淵さんらしいお話まで盛りだくさんでした。
他にももっと書きたいことが色々あるのですが、
気になる方は是非本にてということでw
この記事にコメントする
最新記事
(10/02)
(09/16)
(09/14)
(08/31)
(08/27)
recommend
【送料無料】[紅茶]ニルギリ2015年クオリティー・シーズン・チャムラジ茶園FBOPS(50g)
【紅茶】ヌワラエリヤ ピーククオリティー コートロッジ茶園 50g
最近反響があった記事
最新TB
カテゴリー
リンク
ブログ内検索
カウンター