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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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地紅茶サミット2011 行って来ました!

入間市で開催されている地紅茶サミット2011に行って参りました。
案内文はこちら(※PDF)
地紅茶サミットは今回で10回目、開催地は全国を転々としているイベントです。

サミットは基本、物販がメイン。
もうひたすら和紅茶関連商品しか売っておりませんが、見た事もない商品が取り揃えられております。
しかも紅茶が安い。
専門店で扱う紅茶は、より良いものが集まっているのか、確かに美味しいのですが50gで2,000円台クラスのものになりがちですが、サミットでは作り手さんが直販しているケースもあるらしく、お値段も50gで700円とか、500円とか買いやすい価格帯のものがちらほら。
試飲はほぼできません。

ただ、企画モノのカフェがあり、事前に500円のチケットを購入すると、和紅茶10種類が飲み放題、お菓子もあれこれつまめます。
(でも私はあんまり飲み食いしないよう釘を刺された…なぜw)
20111022.jpg
日本各地の紅茶と、その地元のお菓子のお薦めペアリングが紹介されており、実際にその組み合わせを楽しむ事ができます。
いくつか試飲させていただいたうち、個人的に気に入ったのは
・麻宮紅茶
 →まず味がしっかりしていたのが◎、ほのかにフルーティーな味わいを感じました
・杵築紅茶 ファーストフラッシュ
 →おそらく「くれは」さんのもの。いつも飲んでいる紅茶に近い感じがしました。とはいえダージリンでない、アッサムでもない、ニルギリ…も、なんか違う…
 キャンディ?
 この間の豊後大野も美味しかったし、大分県凄いですね。

聞いたことがないお菓子「かるかろ」なるものがあったので食べてみました。
かるかんのタイプミスかと思ったのですが、かるか「ろ」で正解のご様子。
焼きメレンゲのお菓子のようで、シンプルな味が和紅茶とよく合いました。
かるかろが白いので、写真にするとこんな感じにw見えにくいーw
201110223.jpg

もうちょっとブースやイベントが増えてくれると足を運びやすいかな…とちょっと思ったり。


さて、今回最も楽しみにしていたのが磯淵さんの講演です。
内容をざっくりとご紹介。

・紅茶が選ばれる理由
お茶の中で最も飲まれているのは紅茶、世界で生産されている7割が紅茶だというのは有名な話です。
お茶が選ばれるにはワケがある!
理由のひとつは安さ。 ピンきりではありますが、昔から庶民が飲める価格帯ですよね。
そしてもうひとつは聞いて驚いたのですが、赤ちゃんに薄めた番茶を飲ませる習慣があるらしい(赤ちゃん番茶)とかなんとか。
これは日本だけでなく、お茶の産地である中国やスリランカでも同様なのだとか。
つまり、
赤ちゃんにも安心して飲ませられる成分である部門第2位らしいです。

…1位は何か? やっぱ水です。
とはいえ生水が危険という地域はまだありますので、綺麗な水という事になるかと思いますが。


・消費者は料理人である
消費者は料理人であり、紅茶は材料のひとつである。
単品で完成する刺身のような料理もあるけれど、切ったり盛ったりする作業は必要。
使いこなして初めて開かれるものがあるとのこと。

あと、材料なのだから、常識にとらわれて「変な使い方はやめましょう」と言うのはナシ。とも。
こ、これはネタ紅茶容認発言……は、私の脳内変換としてw
しかし、今ではメジャーになった紅茶にバナナやイチゴなどのフルーツを入れるアレンジティーは、誕生当時はネタ紅茶扱いだったようです。
レモンだってフルーツじゃない?という疑問は「いやレモンは伝統だから」と言われたとか。

受け入れられないものは必ず消えるから、もしアレンジティーがダメな物なら5年後、10年後には消えますよ。と言って今に至ると。
広がりましたね、アレンジティーの世界。


・食べ物のための紅茶
これは国産紅茶セミナーの時にも仰ってましたが、人は美味しい紅茶より美味しい食べ物のほうに興味が向く、紅茶そのものが美味しい事を目指しているひとは一部のマニア層のみだと。
例えば、道行く人に「今年のクオリティウバはアイスレビーがいいですよね」という話をしてもほぼ通じない、けど、美味しいケーキや美味しいラーメンの話ならみんな興味を示してくれる。
食べ物を美味しくさせるというアプローチから紅茶を考えるのが、商品開発であると。


以上の話を聞いてあれこれ考えたのですが、
純粋に良質な紅茶を追い求める人ももちろん必要。
でもその紅茶はとても高価になるだろうし、産地がどうとか作り方がどうとかいう話は興味ない人をどんどん遠ざける。

そういうのはざっくりと無視で、ただの「紅茶」として簡略化することで、生活の中に紅茶を取り入れよう、紅茶を消費しようという考えも、必要なんだと思います
生産されている一握りの良質な紅茶しか許容できないなら、握られなかった紅茶農家さんはどうすればいいのかという事にもなりますし…

でもそれはどっちが良いとか悪いとかいう話じゃなくて、
前者はよりよい紅茶を知ってもらうためのものだし、後者はまず紅茶を飲んでもらう事を目標としていると思うから、
片方じゃダメで、両方必要なんだと思います。
より良い紅茶だと分かってもらうには、そもそも論としてデイリー紅茶の味を知っていないと、差がわからんでしょ。

そしてスペシャルな日はスペシャルな紅茶、毎日はデイリーな紅茶を楽しめばいいじゃないですか。
昔は日本茶でそうやってたはずなんです。お客様に出す用と、適当に飲む用のお茶は違ってた。
この間のブレンドのお話からも判るように、イエローラベルやデイリークラブはその辺心得ていると思うんですが、
それをスペシャルと比較して不味いと評価したり、コスト面で絶対デイリークラスのお茶しかつかってねーだろというような(自主規制)とかが「高級なお茶を使いました!」とか言い出すからこう、もやっとするんですよね。


なにぶん考えをまとめるのが遅いので、今はまだもやもやしている状態ですが
とりあえずイベントのレビューなので、ここまで書いておいてアレですが、思想についてはまた改めて。

地紅茶サミットは23日も開催されており、くれはさんの講演もあるみたいなので
気になった方はぜひどうぞ。
ただし、バス便は相当不便です。




あ、そうそう、忘れずにちゃんとネタも仕込んできました。
201110224.jpg

後日レビューします♪
 
Comment(6)
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もうレポートが!
さすがやなさん、行動が早いw
紅茶は材料だから…か。なるほどそう捉えると巷に溢れる紅茶味なんちゃらや様々なアレンジティーも許容できるかも。磯淵さんもいろいろ作ってるもんなぁw。

私はデイリークラブLOVEですよ!何はなくともデイリークラブ。

やなさんの「もやっ」としてるところ、お聞きしたいです。紅茶うどんレポも~(´∀`) 
ままー URL 2011/10/23(Sun)00:39 編集
ありがとうございます
早速お読みいただきありがとうございます。
私が感じたことですが、磯淵さんは紅茶が主役ではなく、食文化の中のひとつだという事を強調したいのかな?と思いました。
そのうえで、ストレートの紅茶の完成度をひたすら追求するのは、それは食文化なのか?という疑問があり、
そう思うと紅茶好きって大きく二つに分断されるのかなーと。
学問的に紅茶の完成度を追い求めるのと、裾野を広げて紅茶文化をつくっていくのと…

音楽家の山本直純さんが小澤征爾さんに
「俺は音楽の裾野を広げる。小澤は世界の頂点を目指せ」
と言ったらしいのですが、お互い否定じゃなくて、こういう発展が理想だなと思います。

あ、なんかもやっとしてることとはずれちゃったかも。
ごめんなさいw
紅茶うどんは早ければ今晩の夕食にするわー!w
やな 2011/10/23(Sun)09:03 編集
賛同です。
私もそういうイベントに参加したいです・・・。
札幌はイベント行われないし、東京まで出張できるほど余裕もなく・・・。(´;ω;`)

ここ最近のことなのですが、店の方向にものすごく悩んだ時期があって、そのときに先生にものすごく自分勝手な意見をぶつけたんです。(失礼覚悟で)

その際に同じことをおっしゃっていました。
そして私はそのご意見で、やるべきことの道筋が少し見えた感じです。

私は彼言うところの「料理人」です。
だから、紅茶という素材をどれほど上手に活かすか、がテーマ。
紅茶に合うスイーツだったり、紅茶に合う食事を提案していける店をもっと深く探っていこうと今まだ模索の真っ只中です。

それが正しい!と決めつけるわけではないけど、やはり先生の考えに私の考えは近いのだなぁと。(影響されているだけかもですが。ははは。)

今はただの真似っこにすぎませんが、少しずつ自分らしさを加えて、いつか・・・と思っています。

やなさんのブログはいつも勉強になります。
ありがとうございます!(#^.^#)

にる 2011/10/23(Sun)10:53 編集
そうですよね
やなさん、こんにちは。
わかりやすいレポに私まで行った気分になりました。
興味深いお話が沢山あったのですね。

>産地がどうとか作り方がどうとかいう話は興味ない人をどんどん遠ざける
これ、本当にそうですね。
統計をとった訳ではないですが、興味ない人の方が圧倒的に多いと思います。
ワインの産地がどうとかいうのは、一般的にあまり抵抗感がないと思うのですが、紅茶でそれをやると引かれますよね。
自分がやり過ぎていないか(既にブログでやっているので(^^;)と考えてしまいました。

ところで、ブログの題名を変えたのでご挨拶に上がりました。
旧「ぎんぐのお茶」→新「ぎんぐの紅茶」です。
(URLは変更ありません)
お手数ですが、いつでも結構ですので、リンク先の名前を変更していただけると嬉しいです。
一文字違いなのに、ご面倒をおかけしてすみません。
また、「ぎんぐのお茶(メーカー版)」も近いうちに「ぎんぐの紅茶」に統合しますので、こちらもお時間のある時で結構ですので、リンクを外していただければ幸いです。

今後ともどうぞよろしくお願いします。
ぎんぐ URL 2011/10/24(Mon)09:35 編集
無題
なるほど~!
紅茶のことを勉強し始めて興味を持って味わってきて、
ぽわわわ~んと感じていたことがどんどんクリアになってきたました。
本当に勉強になります。

アロマセラピー業界ととっても似てる部分があるなと思いました。
(市場規模は全然違いますが)

そして時々亜弓さんが降臨するところにキュンと来ました^^
いつかやなさんに、
はちみつ・・・おろしい子。
と、言われるくらいになりたいです。
(多分一生無理です^^;)
はちみつ URL 2011/10/24(Mon)21:28 編集
無題
にるさん>
そこでにるさんが講演を開催とか!w
ご自身のこと「料理人」とはっきり言えるにるさんカッコイイです。
そこいくと、私は一体ナニモノなのか、非常に悩ましい毎日w
私のブログではなく、私がまとめても全く素晴らしさを失わない講演の内容が凄いのだと思いますっ!
過分にお褒めいただき感謝です〜m(_ _)m

ぎんぐさん>
ブログの名前了解です!変更いたしました。
対応が遅くなり申し訳ありません。
ワインの産地、そういえばそうですね。
知識のひけらかしは紅茶以上にウザイイメージがありますがw
ぎんぐさんは気にされることはないのでは〜、ブログ、とても分かりやすいですし、紅茶レビュー非常に参考になります^^
ダージリンのシーズナルのレビューでぎんぐさんより分かりやすい比較をされる方は他に居ないですよ!本当に尊敬です。

はちみつさん>
アロマセラピー業界ですか〜、ふむふむ、似たような問題を抱えている所は多いのかもしれませんね。
亜弓さんが降臨って、私の口調でしょうか。
見抜くなんて…恐ろしい子!w
やな 2011/10/25(Tue)05:15 編集
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