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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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鉄カッコイイ!〜メイド・イン・ジャパン南部鉄器を見てきた〜

「メイド・イン・ジャパン南部鉄器」のパンフレットに一目惚れしました。

かわいい。

すごくかわいい。
これは見に行きたい、行かなければ…と思ったので、行ってまいりました。


場所はパナソニック汐留ミュージアムです。
会社の中にミュージアムがあるためか、混雑ぶりはそこまででもありません。
展示は大きく3部に分かれており、
 1.発祥
 2.模索
 3.生活の中の南部鉄器
となっております。

ちなみにタイトルの400年というのは、盛岡南部鉄器の歴史を指すようです。
盛岡の南部鉄器は、約400年前に、茶道に造詣が深い藩主さんが茶釜を作り始めたことからスタートしたそうです。
東北での鉄器生産の歴史はもっとずっと古いようなのですが、盛岡南部鉄器の歴史は、茶の湯とともに始まったのですね。


南部鉄器というと個人的には質実剛健なイメージがあったのですが、茶の湯文化の影響なのか
驚くほど繊細な花鳥風月が鉄瓶に描かれていました。
今にも飛び立ちそうな鳥や、茶釜全体を鞠に見立て複雑な幾何学模様が施されたものまで、
鉄でどうやって作ったの!?と思うような繊細さ。

これらは、熱い鉄を叩いて成形する鍛造ではなく、熱した鉄を型に入れて固める鋳造方式で作られているようです。
(持ち手の部分は鍛造だそうなので、用途や場所によりけりとは思いますが概ね鋳造。)
なるほど、じゃあどうやってその型を作ってるのか。
と、言いたくなるようなトリッキーな形の茶釜なんかもありました。
職人技すごい。やはりこういう展示は面白いの一言に尽きます。


初期の作品は、大きめの茶釜が多めなのですが、
茶釜は時代を下るにつれ小ぶりになってゆき、ヤカンのようになり、直火にかけない急須タイプへと変わっていきます。
そしてここ数年で登場した、色付きの南部鉄器。
フランス紅茶のアンシャンテさんのティールームを再現したディスプレイには、紅茶缶とともに色とりどりの南部鉄器が並んでおり素敵過ぎました…


欲しい!これは南部鉄器欲しい!
でも鉄器で紅茶を淹れると抽出時の色が黒ずんじゃうよねー…お手入れも大変そうだし
と、思っていたのですが
内側が琺瑯加工されているようです。
やったね!安心してうっかり紅茶を入れっぱなしにできるね!!

これは本気で購入を検討しよう、と思って色々見てみると、
今度はどれも良すぎて一つに絞りきれない事態になっておりますw


展示は、お茶関係だけでなく、鉄鍋や鍋敷きなども多数ありました。
鍋敷きのかっこよさ、日用品のクールさは思わずため息ものです。
ティーポットのような可愛いものもいいけれど、シンプルでシャープな作品で鉄製だとカッコよくていいですね。鉄カッコイイ。


メイド・イン・ジャパン南部鉄器 パナソニック公式ホームページはこちら
フランス紅茶アンシャンテ 南部鉄器紹介ページはこちら 
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ショートブレッドと紅茶の会

マユール川崎店さんでは月に1回テイスティング会を開催しており、時々お邪魔させていただいております。
今月のテーマはなんとショートブレッド!
ショートブレッドを食べながら色々な紅茶を飲めるとあっては行くしかありません。

ショートブレッドに合う紅茶…これはもうアッサム!アッサムですよね!!
私の中ではどう考えてもアッサム無双な展開になります。
いやしかし待てよ。
「アッサムが一番合うに決まっている」というバイアスがあると、他の紅茶を試す時に「アッサムと比べてどうか」と考えてしまい、結果的にアッサムを一番美味しくしてしまう恐れがある。
ここはひとつ、アッサムは殿堂入りということで除外して、それ以外の紅茶だけで決めよう!

と、勝手にマイルールを作って参加してきました。

今回の紅茶は、アッサム、ウバ、アールグレイの3種類を、いずれもミルクティーでいただきます。

ショートブレッドはウォーカーズさんのもの。
マユールさんのミルクティーといえば、いつもはエバミルクなのですが、今回は普通の無調整牛乳です。

それぞれの紅茶を飲んでみると……
おや、アッサムが意外と薄めに入っている。
セカンドフラッシュを利用とのことなので、おそらくフルリーフの紅茶だったと思われます。
ああこれはミルクよりストレートの方がいい系の紅茶だわ。

一方でウバはBOPのミルクティーで、きっちり渋く入っている感じ。
あ、これはウバのほうが合うわ。
実食後のアンケートでも、ほとんどの方がウバが合っていたと回答。
アッサムもCTCなら違った結果になっていたような気がするので、あえてフルリーフのセカンドフラッシュをチョイスして、アッサム以外にも目を向けさせたのでは?という気がしないでもない。

アッサムだから合う、ではなく、
まずミルクに負けない強さがある紅茶が前提でウバでもよく合う。というのがよくわかりました。
気分によって色々変えてみるのもいいかもしれませんね。
あと、ストレートだとどうなるのかは、後日個人的に検証してみたいところです。

さて、フレーバーのアールグレイについて。
こちらは「石鹸のよう」とコメントされているかたがいらっしゃいましたが、まさにそんな感じ。
除菌もできるジョイを飲んだらこんな感じなんだろうなという印象でしたw
こちらもストレートならかなり印象が違ったのではと思います。
マユールさんも面白いフレーバーがたくさんあるので、むしろそっちで試してみたいです。
バタースコッチの紅茶とか、珍しかったので買ってきましたよ。
これは自分で試してみるしかないですね。



ちなみに、11月のテイスティング会は利き紅茶だそうです。
なんて面白そうな。
全問正解で紅茶クーポンプレゼントらしいので、我こそはというかたはぜひ〜

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紅茶に合うお菓子「アップルクランブル」&オーチャードティー

秋とは思えない気温が続いております。でもリンゴの季節がやってまいりました。
季節のフルーツと合わせやすいというのも紅茶の魅力のひとつだと思います。
ということで今回はリンゴ!
リプトンティースクールにて、アップルクランブル、そしてオーチャードティーを楽しむイベントに行って参りました。

アップルクランブル

クッキー生地をそぼろ状にしたものをリンゴの上に乗せて焼くだけ、というとてもシンプルなお菓子です。
大きなお皿で作り、焼きたてアツアツのものを取り分けてアイスやクリームと一緒に食べます。

こちら先生作の出来たてのもの。この下に、とろっと煮溶けたリンゴが入っていて美味しいです。

先生曰く、イギリスのお菓子は
・家にあるもので
・美味しく
・紅茶に合うもの
というのが3原則になっているそうです。

確かに、イギリスのお菓子って見た目も味も素朴で、かつレシピの幅が広いものが多いような気がいたします。
具材はなんでもいいとか、硬さはお好みでとか、好きな調味料をかけていいとか…

こちらのアップルクランブルも同様です。
リンゴを細かく切るか大きめに切るかで仕上がりのリンゴの食感が変わり、クランブル生地を細かくするか荒くするかでもまた食感が変わるそうです。

とろっとろに煮溶けてジャム状になったリンゴに、目の細かいクランブル生地でサクッといただく…ああ想像しただけでも美味しそう。
あ、でも食感がしっかり残ったリンゴと大きめそぼろのザクザクした食べごたえがあるタイプも良さそう。

さらに、ピーチやルバーブのクランブルだったり、追加トッピングでくるみやレーズンを追加するなどのバリエーションも豊富とのこと。
これはもうどういう組み合わせのクランブルを作るかという妄想だけで何日か楽しめそうです。ありがとうございます。


おまけとして、調理用リンゴの王様「ブラムリー」という品種を拝見させて頂きました。
なんでもこのリンゴは、生食できないほどに酸味が強いらしい。
そんなに酸味が強いリンゴの何が良いのでしょうか…と思ったのですが、香りがものすごく良い!そして、煮溶けるのがとても早いそうです。
「酸味や甘みはレモン汁や砂糖を足して調整できるけど、香りはどうにもできないです」とのこと。
なるほど、砂糖を足して加工するのかな。いつかの機会に食べてみたいですね。生も試しにw
こちらは長野小布施町で栽培されているそうです。

オーチャードティー

こちらは英国ティーカウンシルのレシピで作成されたものが登場。
紅茶に100%のアップルジュースを加えたものになります。
レシピは日本紅茶協会の公式にも掲載されております。
日本紅茶協会レシピ:オーチャードティー


さてフルーツに合うといえば定番はニルギリですが、今回はそれにくわえて
アールグレイ、そしてアップルティーの3種類を事前に用意していただきました。

それぞれ飲んだ感想を以下に。
・ニルギリ…紅茶の味が一番よく出ている。香りは控えめ。
 りんごの風味と紅茶の風味がちょうどいい感じ。

・アールグレイ…意外と合う。リンゴなのかどうかわかりませんが、面白い風味になりました。
 さっぱりとした感覚。これはアイスティーにしたほうが美味しいかも

・アップルティー…香りが凄い!重厚。リンゴ単体、アップルティー単体より深みが増してる感。
 ただ不思議と味がしないwリンゴの味はどこに行ったんだろう、という感じ。
 香りに負けた?w


フレーバーティーに果汁も面白いです。
味わいを感じるのに香りって大事だなと改めて思いました。

じゃあアップルクランブルにはニルギリをあわせるのかな?と思ったのですが
なんと本命はディンブラ。
紅茶の味とリンゴの風味が合わさって、こちらはニルギリよりどっしりした感じの味わい。
うん美味しい!スイーツと一緒ならこのくらいのほうが好みです。



ということで、アップルクランブルとオーチャードティーが完成。

いやーん美味しそう。というか美味しい。
リンゴ尽くしのティータイムでした。


今回のテーブルウェア。

もし次があるなら「さつまいも」をテーマにしてほしいなと
家に帰ってからヒラメキました。
アンケートに書けば良かった…悔やまれます。





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三越 英国フェア2013 行ってきた

9月4日から日本橋三越にて開催されている英国フェアに行って参りました。
今回の英国フェアは9月4日〜9月9日まで、会期がちょっと短めのようです。
メイン会場は本館7階の催事エリアです。

今年は日英交流400年だし、ロイヤルベイビーも誕生したし、それにちなんだ物が何かあるか…と思いましたが、ざっと見る限り無さそうでした。残念。
そして今回は食品コーナーのほとんどが紅茶だったような気がします。
見つけたものをご紹介

●インフューズ
スチュワート麻子さんのブランド「インフューズ」。
紅茶販売だけでなく、講演スペースも若干あるようでした。
ただいつ講演があるのかは分からず…購入した人だけの特典なのかな?

●ハロッズ
英国といえばハロッズ。今回はロンドンの町並みが描かれた紅茶缶が登場しておりました。
缶の画像はこちらで確認できます。
ハロッズってあまり限定缶を出さないイメージがあったのですが、調べてみるとちょこちょこあるようですね。
欲しすぎてどうしよう…未だに悩んでおります。

●フォートナム&メイソン
ハロッズと並び英国を代表する紅茶メーカー。
限定デザインの缶がありますよ、とおすすめされましたがお値段が5000円近くしてちょいとお高い…

 写りきらなかったのですがもう1種類あります。

●トワイニング
8月末に新発売になった「ブレンダーチョイス」が試飲・購入できます。

ケニアをベースにした紅茶ですが渋みとコクのバランスが取れており、
ミルクでも美味しそうだけどストレートでも美味しい、どんな時でも使えそうな便利な味わいの紅茶のようでした。
第一印象ではハロッズの14様に近い…ような気がした。
リーフとティーバッグがあり、お値段は460〜570円程度と相変わらずお安いです。
リーフは80gで570円なので、コスパ的には最高だと思います。

その他、イギリスで売られている紅茶も若干置いてありました。

●Duchy Originals
チャールズ皇太子がパトロンをつとめるブランドだそうです。
紅茶だけでなく、ビスケットも置いてあました。
輸入元である日食さんによる公式サイトはこちら。カタログも見れます。

●エチケット
エディンバラで話題らしい紅茶メーカー。
限定品の紅茶が売っているお店だそうですが
正直、紅茶よりスコーンのほうに驚きました。

でか!でかいよ!何このどら焼き的サイズ。
大きさを表現するために、左にiPhone置いてみました。
重さを測ってみたら211gありました。

英国フェアでは紅茶が個数限定販売になっているようです。
インフューズの近くにブースがありますので、購入をお考えの場合はお早めに。

●クラブツリー&イヴリン
なかなかお見かけしないレアな紅茶メーカーさんですが、英国フェアで購入できます。
なぜか他の紅茶とはかけ離れた雑貨売り場にありました。
あまり詳しく見れなかったのですが、もしかしてハーブティーだけだったらすみません。

●ティーピッグス
パッケージが可愛くてシンプルなティーピッグスさん。
中身はティーバッグのようです。


その他、ティーパレス、ベノア、メルローズ、マックウッズ、お名前は分からないのですがもう一つティーバッグのみ販売している紅茶屋さん、PGTipsなどなど、色々な紅茶が揃っておりました。
前回はハロッズアイスのイートインがありましたが、今回はイートイン自体無し。
それでもスコーンやビスケットが充実し、紅茶好きには十分楽しめる場所になっておりました。

特にウォーカーズは5000円相当の品が入ったお楽しみ袋(3150円)の発売があり、買う気まんまんでレジまで持って行ったのですがレジ前にレアなショートブレッドが置いてあり
思わずそっちをお買い上げしてしまいました。

お楽しみ袋は福袋まで楽しみにとっておく事にします。
いやーでも、トワイニングの新ブレンド、ショートブレッドに合いそうなんだよなーやっぱり買ってくれば良かったかも…
 


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ルピシア グランマルシェ2013夏 行って来ました

セカンドフラッシュが飲めるルピシアグランマルシェがやってまいりました。
最近は断続的に開催されているため公式ホームページの告知も小さめになっている感じですが、人出はどんどん増えているように思います。
午後に会場に行ってみると、エレベーターの前からすごい行列で一瞬ぎょっとしたのですが、
入場のための行列はするする進むので思ったより早く入れました。

受付を済ませると今回のお土産ゲットです。

これも固定化されてきてますかね。

真夏の開催ということもあり、試飲コーナーはアイスティーも置いていました。

試飲ブースはどこも大人気で、現れたコップが瞬く間に消えてゆきます。
今回飲めたのは3〜4種類程度。
しかし用意されているダージリンブースも数があまり多くなく、公式サイトに紹介されているうち、第二便は届いていないようでした。
全部で6〜7茶園くらいだったかな?

試飲カップの味は相変わらずですが、アイスティーのほうはかなりしっかり抽出しているように感じられました。
というか、ルピさんブレンドのダージリン2ndブレンドだけしっかり抽出されていたという気がす(ry

紅茶のお値段は抑えられているようでした。
最高級と銘打たれていたジュンパナのみ破格で、ほかはいずれも2500円以下。
ファーストはやたら高い印象でしたが、セカンドはやたら安いですね。
ダージリン2ndのブレンドが1050円ならお買い得だと感じます。

その他はいつものチャイ実演、ミルクティーコーナー、ドライフルーツにスコーン、ハーブティーにノンカフェイン特集、ココデシカなどなど。
新しいのでは「豆屋です」ができてました。


そんな中、今回の目玉は地味に、これだと思ってます。
お客様の声回収箱


ここにルピシアさんへの思いの丈を綴って投函できるという素晴らしいシステム。
以前もあったかもしれないけど…個人的には初めて見つけましたw
グランマルシェに対して思う事を綴って帰ってきましたが、思えば別にグランマルシェに限らなくてもよかったなぁと。

しかしあの空間に物申したいかたはたくさんいらっしゃると思います。
特に今回、試飲スペースはしんどかったです。
試飲カップの前に居座る人も相変わらずいるし、子供が人を跳ね除けて突進してたり、強引な割り込みなどもあったので
そのうち紅茶がひっくり返るかブースが倒壊するのではという気も。

試飲、有料にしてしまうとかだとダメなんでしょうかね。
私は有料でもいいなと思いますが…
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糀谷 やな
自己紹介:
紅茶好き、紅茶と名のつくものには何でも釣られます。
紅茶専門店は170店舗巡ってます。
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