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スタバが「コーヒーでやってきたこと」とは何か【スターバックス、お茶専門店ティーバナ買収へ】
またしてもスタバがお茶屋さんを買収しましたよコレ!
スターバックス、お茶専門店ティーバナ買収へ [ロイター]
記事の中に「われわれはコーヒーで実行したのと非常に似たようなことを今度はお茶で行う」と書かれております。
これを聞いて胸踊る紅茶好きも多いはず。
スタバさん、一体何するつもりなんですかーーーー
気になったので、スタバが今まで何をやってきたのか、調べてみました。
スタバは何を売ってきたか
驚くべきことにスターバックスは「コーヒーを売っているのではない」と言ってるようです。
これだけ聞くとちょっと何言ってるのかわかりませんねー状態なんですが、
スターバックスが提供するものはサービスであり、スペースであると。
コーヒーはそのための手段なのだという考え方のようです。
店で過ごす時間や買い物を楽しむ事、それらすべてがスターバックスの提供品であり、「単にコーヒーだけを売ってるんじゃないんですよ」という感じでしょうか。
もともと喫茶店は、単に飲料の味だけを求めたものより、日常ではできない事の補完、あるいは日常とはちょっと切り離された別の空間を楽しむという目的のものが昔から多くあるようです。
最近のメイドカフェなんかはその最たる例ですが、元をたどれば明治時代には既に「美人喫茶」と呼ばれるものがあったり、
家で音楽を聞ける設備が整っていなかった時代には音楽系喫茶が流行ったり。
今ならペットカフェなんかもそうですね。
自分好みのインテリアのカフェに滞在したい、健康的でおしゃれな食事をとりたい、なんていうのも、日常の補完の延長にあるように思えます。
お茶で、日常のちょっとした要望を補完するようなお店。
買い物を楽しみ、メニューのカスタマイズを楽しみ、店に滞在することを楽しむ
ああそんな紅茶店素敵…
スタバの商品戦略と事業拡大
シュルツ氏に買収される前のスターバックスは、コーヒーにこだわりがあるオーナーが経営されていた店らしく、シュルツ氏はその様子を
「創立者たちは純粋なコーヒーの信奉者であり、本物のコーヒーを知る少数の顧客に喜んでもらえれば満足した。」
と語っております。
そんなシュルツ氏自身もコーヒーにはこだわりがありましたが、多くの人にコーヒーを飲んでもらいたいという店において異なっていたようです。
イタリア式のエスプレッソを元祖としながら、イタリアでは使われないノンファットミルクの導入、フラペチーノの開発など、
ヨーロッパ本来の様式を重んじる人からは眉をひそめられるようなことをやったりしているらしく、
でもそれゆえに幅広い層のお客さんを呼びこむ結果となっているようです。
コーヒーあまり詳しくないのでこのあたりちょっと誤解があるのかもしれませんが、やはり通の人の中には「スタバなんてコーヒーじゃない」というご意見もあるようで
これは紅茶版ができたら全く同じ光景になるんじゃないかという気がしてなりません。
日本のお茶メーカーにはできない斬新(あるいは邪道)な緑茶、見たこともないアレンジ、
海外のセンスで作られた茶道具、そういう目新しいもの一つ一つが魅力的で、
それゆえに「あれは紅茶とは言えない」と言われるような、そんなお店になるのではと切に願っております。
あ、もう日本に上陸する気満々で書いてますが、上陸したらまさにお茶店の黒船になるのではないでしょうか。
余談;「うちはコーヒーを売ってます」と言ったのは
「コーヒーを売っているのではない」と言ったスタバに対して、「うちはコーヒーを売ってるんだ」と言ったのがドトールコーヒー。
ドトールが登場する前、コーヒー1杯はタクシー初乗り料金と同じ値段だったとか。
今の感覚で考えると、相当高い値段設定に思えますね。
また上にも出てきた昭和版コンセプト喫茶が流行していた時期でもあり、純粋に低価格でコーヒーを飲んで休める場所を作るという意図があったようです。
今、格安でコーヒーが飲めるのはドトールの影響が大きいのかもしれません。
ドトールの紅茶版は…マザーリーフティースタイルか、ハロッズティーバー…が近いのかな?(´ε`;)ウーン…ちょっと離れてるかな…
むしろスタバのお茶店が上陸したら、ドトールが対抗してお茶強化してくれると面白いのですが。
むしろスタバのお茶店が上陸したら、ドトールが対抗してお茶強化してくれると面白いのですが。
…というようなことは、こちらの本に書いてありました。
コーヒー話が主ですが、興味深いです。
紅茶専門店興亡記とかないのでしょうかww
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