紅茶サイト Tea for Life別館
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ドーバー城で12世紀を垣間見るイギリス旅行:3日目その3
カンタベリーから再度列車に乗り、今度はドーバーにやってまいりました。
ドーバーでは、鳩の代わりにカモメが道を歩いている姿を見る事ができます。
私の知ってるカモメはなかなか凶暴な鳥なのですが、イギリスはカモメも紳士淑女だったりするんだろうか。
駅から少し歩くと街が賑やかになり、そこからみえる丘の上に
ありました、ドーバー城。
道中の坂道は結構きついと聞いていましたが、序盤はそうでもなく緩やかです。
しばらく坂を登ると、茂みの奥にイングリッシュヘリテイジの看板を発見。
なんで茂みの奥?と思ったら、さらにその奥に階段を発見。
ここからが辛かった。
というのも、一段が凄く大きい。いつもの階段が「階段」なら、ドーバー城の階段は「階 段」くらいの歩幅。
これから後はずっとこの使いにくい階段でした。ヒュージなスコーンをしっかり食べておいて良かった。
でもこのお城中世の時に使ったんでしょ。
この歩幅の階段を甲冑着て、剣盾持って昇るとか、できるのだろうか?
いや、あえて使いにくくしているんだ。港から近くて階段も昇りやすい城があったらすぐ攻め落とされるから、敵の体力を削ぐために……
…………敵もなんで律儀にそんな城を攻略しに来るんだろう。
いやドーバー城が攻撃された話は確か無かったような。じゃあこれはただ利用しにくいだk……
と、息を切らせて階段を昇りきると、ようやく城の入り口が見えてまいりました。
写真では見えないですが、ディズニーのお城に出てくるような跳ね橋がある!
おお、牛もいる!入りにくいだけで城の中は快適なのかもしれない!
そう思って城に踏み込んだところ、真っ先にたどり着いたのがタワー1階の調理場で、
何かの内臓とか血がべったりついた布が展示されていました。
さ、さっきの牛は……まさか………(( ゚д゚;)))
ちなみに効果音として包丁で何かを刻んでいる音やお皿の音なんかが流れておりました。
生々しい。
ドーバーはブリテンの入り口として主要な都市で、ローマ支配時代には、ドーバー城がある場所に灯台が建っていたそうです。
写真右側に見える四角い煙突みたいなのがローマ灯台。
このローマ灯台を含めるかたちで、1160年、ヘンリー2世がドーバー城を築城。
城の中には中世当時を再現した部屋がありました。
電気類がほとんど無いのと、窓がそんなに大きくないので全体的に薄暗いです。
中世当時は電気も無いからもっと薄暗かったんだろうな。
中世部屋から出ると、お城でよく見かける螺旋階段があります。
これも歩幅が結構きついし、何より狭い。
階段の途中にはところどころ部屋があり、鎖帷子や盾が展示されていました。
こんな部屋とか
盾は木製かな?裏面が鉄かもしれませんが、表面には鮮やかな文様が描かれていました。
鎖帷子は触る事ができますが、片手分だけ持ってみても相当重かったです。
こちらのサイト様によると、鎖帷子(上半身長袖)で13kgという事らしいです。
http://yukiminagawa.tumblr.com/post/7035232193/13kg
半そででも10kgくらいはあるのでしょうか。
別のところで甲冑の兜を持った事もあるのですが、片手では無理な重さでした。
こんな重さの防具をつけてあの階段を昇っていたのか…
食糧事情も現代より悪かったはずなのに、当時の人ってものっすごいタフだな。
なおドーバー城は中世だけでなく、第二次世界大戦でも重要な拠点だったそうです。
城にあるという「秘密のトンネル」に入ると、ダイナモ作戦で使われた場所と地下病院にたどり着けるそうです。
地下病院では音と匂いで当時を再現しているとか…そっちのほうが怖い。
ガイド無しだと絶対迷子になるそうなので要予約・時間制。
イギリスといえば幽霊大好きでも知られますが、ドーバー城は「ケント州で最も幽霊が出る城(自称)」だそうで、ハロウィンにはこの地下病院で幽霊イベントが開催されるそうです。
地下病院で幽霊イベントとか、それお子様や心臓の弱い方は参加できない系じゃないんですか!?
聞いただけで涙目です。ひぃぃぃ…
地下じゃなくても、ドーバー城には通路なのに日の光が届かなくて真っ暗というところがわりとありました。
30mくらいの真っ暗な通路を通ってきましたが、壁も地面も何も見えず手探りで進まなければならない。
めちゃくちゃ怖い。
やっとの思いで出てきたら、別の暗所から出てきた人がスマホの懐中電灯機能を使ってて「しまった」という気分になりましたけど…………ち、中世を体験したかったから!
当時を再現するためのキャストか、それとも本職の軍人なのか、
城には軍服を着た人が多数いらっしゃいました。
語学力がないのでカメラを見せて「OK?」と聞こうとしたのですが、カメラを見るや否や高速で撮影用ポーズをとってくれます。
撮影されるほうの本職なのか、それとも軍人の素早い反射のなせる業なのか迷うところです。
子供が参加する障害物競走?のようなものを指揮している軍人さん?もいました。
自由すぎる子供の行動に翻弄されており、非常にほほえましくかつ愉快なコーナーのようでした。
「お城」というと、王侯貴族が住むメルヘンな世界を想像してしまいますが、
ドーバー城は隅から隅まで、攻防の拠点としての生々しい城でした。
書ききれない事も多いですがすっごく面白かったです。
怖面白いというか、知的好奇心をくすぐる施設ですね。
オバケ好きな人には輪をかけてお勧めです。
ドーバーでは、鳩の代わりにカモメが道を歩いている姿を見る事ができます。
私の知ってるカモメはなかなか凶暴な鳥なのですが、イギリスはカモメも紳士淑女だったりするんだろうか。
駅から少し歩くと街が賑やかになり、そこからみえる丘の上に
ありました、ドーバー城。
道中の坂道は結構きついと聞いていましたが、序盤はそうでもなく緩やかです。
しばらく坂を登ると、茂みの奥にイングリッシュヘリテイジの看板を発見。
なんで茂みの奥?と思ったら、さらにその奥に階段を発見。
ここからが辛かった。
というのも、一段が凄く大きい。いつもの階段が「階段」なら、ドーバー城の階段は「階 段」くらいの歩幅。
これから後はずっとこの使いにくい階段でした。ヒュージなスコーンをしっかり食べておいて良かった。
でもこのお城中世の時に使ったんでしょ。
この歩幅の階段を甲冑着て、剣盾持って昇るとか、できるのだろうか?
いや、あえて使いにくくしているんだ。港から近くて階段も昇りやすい城があったらすぐ攻め落とされるから、敵の体力を削ぐために……
…………敵もなんで律儀にそんな城を攻略しに来るんだろう。
いやドーバー城が攻撃された話は確か無かったような。じゃあこれはただ利用しにくいだk……
と、息を切らせて階段を昇りきると、ようやく城の入り口が見えてまいりました。
写真では見えないですが、ディズニーのお城に出てくるような跳ね橋がある!
おお、牛もいる!入りにくいだけで城の中は快適なのかもしれない!
そう思って城に踏み込んだところ、真っ先にたどり着いたのがタワー1階の調理場で、
何かの内臓とか血がべったりついた布が展示されていました。
さ、さっきの牛は……まさか………(( ゚д゚;)))
ちなみに効果音として包丁で何かを刻んでいる音やお皿の音なんかが流れておりました。
生々しい。
ドーバーはブリテンの入り口として主要な都市で、ローマ支配時代には、ドーバー城がある場所に灯台が建っていたそうです。
写真右側に見える四角い煙突みたいなのがローマ灯台。
このローマ灯台を含めるかたちで、1160年、ヘンリー2世がドーバー城を築城。
城の中には中世当時を再現した部屋がありました。
電気類がほとんど無いのと、窓がそんなに大きくないので全体的に薄暗いです。
中世当時は電気も無いからもっと薄暗かったんだろうな。
中世部屋から出ると、お城でよく見かける螺旋階段があります。
これも歩幅が結構きついし、何より狭い。
階段の途中にはところどころ部屋があり、鎖帷子や盾が展示されていました。
こんな部屋とか
盾は木製かな?裏面が鉄かもしれませんが、表面には鮮やかな文様が描かれていました。
鎖帷子は触る事ができますが、片手分だけ持ってみても相当重かったです。
こちらのサイト様によると、鎖帷子(上半身長袖)で13kgという事らしいです。
http://yukiminagawa.tumblr.com/post/7035232193/13kg
半そででも10kgくらいはあるのでしょうか。
別のところで甲冑の兜を持った事もあるのですが、片手では無理な重さでした。
こんな重さの防具をつけてあの階段を昇っていたのか…
食糧事情も現代より悪かったはずなのに、当時の人ってものっすごいタフだな。
なおドーバー城は中世だけでなく、第二次世界大戦でも重要な拠点だったそうです。
城にあるという「秘密のトンネル」に入ると、ダイナモ作戦で使われた場所と地下病院にたどり着けるそうです。
地下病院では音と匂いで当時を再現しているとか…そっちのほうが怖い。
ガイド無しだと絶対迷子になるそうなので要予約・時間制。
イギリスといえば幽霊大好きでも知られますが、ドーバー城は「ケント州で最も幽霊が出る城(自称)」だそうで、ハロウィンにはこの地下病院で幽霊イベントが開催されるそうです。
地下病院で幽霊イベントとか、それお子様や心臓の弱い方は参加できない系じゃないんですか!?
聞いただけで涙目です。ひぃぃぃ…
地下じゃなくても、ドーバー城には通路なのに日の光が届かなくて真っ暗というところがわりとありました。
30mくらいの真っ暗な通路を通ってきましたが、壁も地面も何も見えず手探りで進まなければならない。
めちゃくちゃ怖い。
やっとの思いで出てきたら、別の暗所から出てきた人がスマホの懐中電灯機能を使ってて「しまった」という気分になりましたけど…………ち、中世を体験したかったから!
当時を再現するためのキャストか、それとも本職の軍人なのか、
城には軍服を着た人が多数いらっしゃいました。
語学力がないのでカメラを見せて「OK?」と聞こうとしたのですが、カメラを見るや否や高速で撮影用ポーズをとってくれます。
撮影されるほうの本職なのか、それとも軍人の素早い反射のなせる業なのか迷うところです。
子供が参加する障害物競走?のようなものを指揮している軍人さん?もいました。
自由すぎる子供の行動に翻弄されており、非常にほほえましくかつ愉快なコーナーのようでした。
「お城」というと、王侯貴族が住むメルヘンな世界を想像してしまいますが、
ドーバー城は隅から隅まで、攻防の拠点としての生々しい城でした。
書ききれない事も多いですがすっごく面白かったです。
怖面白いというか、知的好奇心をくすぐる施設ですね。
オバケ好きな人には輪をかけてお勧めです。
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