紅茶サイト Tea for Life別館
紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。
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ダージリン紅茶がEUで地理的表示保護認定
ハーゲンダッツダージリンオータムナルの試食レビューも溜まっているのですが、
ちょっと見過ごせないニュースがあったのでそちらを。
ダージリン紅茶がEUで地理的表示保護認定されたそうです!
→ EU、ダージリン紅茶を地理的表示保護認定[社会] NNA.EU
これにより、ダージリン100%の紅茶じゃないと「ダージリン」を名乗れなくなるそうです。
…って、そんなの普通じゃないの?という気もするのですが、ダージリンとして売られている紅茶は、生産量より多いそうです。
んなバカな!?
■生産量 1万2000トン、 販売量◯万トン?
ダージリンティーの生産量は年間約1万2000トン程度で、インドで生産される紅茶の約2%しかないそうです。
参考:インド紅茶シルバーポットさん 紅茶紹介ページより
インドの紅茶生産量が85万トン前後(※ のようなので、今は2%よりもっと少ない割合かもしれません
※インド新聞 スタッフブログ 2008年の生産量を参考
これに対して、ダージリンティーとして市場に出回っているのは4〜5倍の量と言われているそうです。
これはどういう事かというと、ダージリン以外のお茶を混ぜて、かさ増ししたものが「ダージリン」として売り出されているという事になります。
私のおぼろげな記憶によると、リプトンさんの講座で「8万トンも出回っている!」と聞いたような気がするのですが、昔の事なので…(´ε`;)ウーン…
これは今に始まった事ではなく、随分昔から問題になっている事のようで、
ダージリン側も黙って見過ごしているわけではありません。
詳しくはAll Aboutの「ダージリンブランドを守るために」をご確認ください。
■地理的表示制度とは
シャンパーニュ地方で作ったワインしか「シャンパン」を名乗れないように
地域特産品を守るための制度が「地理的表示制度」です。
身近なところで言うと「夕張メロン」とか「愛媛みかん」のような制度のようです。
参考:EUの農産物食品「地理的表示」制度
これで5年後には、ダージリン100%のものしかダージリンティーを名乗れない。
(「ダージリンブレンドしてます」はOKなのだろうか…まぁこれは大丈夫か?)
EU内での規定になりますが、かつて「ソフトシャンパン」と呼ばれていた清涼飲料水がフランス政府から抗議を受けて「シャンメリー」に変更になったという逸話も聞きますし、
日本への影響も皆無ではない…のかなと。
あと、紅茶の場合はメーカーさんの多くがEU内なので、ブレンド品の味や名称に大きな変更が生じるかもしれません。
そして、ダージリンとして流通する量が減るということは、価格が高騰しそうですねー…
元々茶園指定で売っているものに関してはそこまででも無いのかな?と思いますが、低価格帯のダージリンはどうなっちゃうのやら。
5年間の動向をただ見守るのみです…
ちょっと見過ごせないニュースがあったのでそちらを。
ダージリン紅茶がEUで地理的表示保護認定されたそうです!
→ EU、ダージリン紅茶を地理的表示保護認定[社会] NNA.EU
これにより、ダージリン100%の紅茶じゃないと「ダージリン」を名乗れなくなるそうです。
…って、そんなの普通じゃないの?という気もするのですが、ダージリンとして売られている紅茶は、生産量より多いそうです。
んなバカな!?
■生産量 1万2000トン、 販売量◯万トン?
ダージリンティーの生産量は年間約1万2000トン程度で、インドで生産される紅茶の約2%しかないそうです。
参考:インド紅茶シルバーポットさん 紅茶紹介ページより
インドの紅茶生産量が85万トン前後(※ のようなので、今は2%よりもっと少ない割合かもしれません
※インド新聞 スタッフブログ 2008年の生産量を参考
これに対して、ダージリンティーとして市場に出回っているのは4〜5倍の量と言われているそうです。
これはどういう事かというと、ダージリン以外のお茶を混ぜて、かさ増ししたものが「ダージリン」として売り出されているという事になります。
私のおぼろげな記憶によると、リプトンさんの講座で「8万トンも出回っている!」と聞いたような気がするのですが、昔の事なので…(´ε`;)ウーン…
これは今に始まった事ではなく、随分昔から問題になっている事のようで、
ダージリン側も黙って見過ごしているわけではありません。
詳しくはAll Aboutの「ダージリンブランドを守るために」をご確認ください。
■地理的表示制度とは
シャンパーニュ地方で作ったワインしか「シャンパン」を名乗れないように
地域特産品を守るための制度が「地理的表示制度」です。
身近なところで言うと「夕張メロン」とか「愛媛みかん」のような制度のようです。
参考:EUの農産物食品「地理的表示」制度
これで5年後には、ダージリン100%のものしかダージリンティーを名乗れない。
(「ダージリンブレンドしてます」はOKなのだろうか…まぁこれは大丈夫か?)
EU内での規定になりますが、かつて「ソフトシャンパン」と呼ばれていた清涼飲料水がフランス政府から抗議を受けて「シャンメリー」に変更になったという逸話も聞きますし、
日本への影響も皆無ではない…のかなと。
あと、紅茶の場合はメーカーさんの多くがEU内なので、ブレンド品の味や名称に大きな変更が生じるかもしれません。
そして、ダージリンとして流通する量が減るということは、価格が高騰しそうですねー…
元々茶園指定で売っているものに関してはそこまででも無いのかな?と思いますが、低価格帯のダージリンはどうなっちゃうのやら。
5年間の動向をただ見守るのみです…
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