紅茶サイト Tea for Life別館
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ダージリンを考える本【ダージリン茶園ハンドブック】
あー…やっと買えた。
内容どうこうの前に、買いにくいです。
そもそも、広く誰にでも買ってもらおうという思想の本じゃねーし(意訳)というのはサイトにも書かれていたんですが、
紀伊国屋さんなら置くに違いない。
という根拠のない一方的な淡い期待に全てを賭けた結果、一度は諦めることになりました。
今でも出版元であるRSVPさんのサイトから注文することができますが、私のように「プライバシーポリシーの表記が無かったり、詳しい振り込み情報が無かったりちょっと抵抗がある」と思われる方はAmazonの方が良いかも。
それでも一度は「配送できないかもしれない」メールが届いたので、購入をお約束できるものでは無いようです。
さて内容について。
ダージリンのミシュランガイドと銘打たれており、著者による87茶園のランク付け、創立年、どんなお茶を生産しているかなどの情報が満載です。
が、ランク付けに関しては本の中にも記載があるとおり著者の独断によるものであり、どのような基準で評価し、その結果に至ったかという説明がありません。
だからといってランク付けが信用に値しない、と言いたい訳ではありません。
しかし、自身のダージリン茶園の格付けをこの評価に任せてしまうのはあまりにも勿体無い。
個人的に一番の魅力は、茶園ごとの標高・向きといった地形データと考えます。
ランクなんて飾りです。偉い人にはそれが(ry
ランクなんて飾りです。偉い人にはそれが(ry
ダージリンには7つの谷があり、茶栽培地の海抜はなんと300m~2100mまで!と、茶園によってかなりの高低差があるそうです。
当然そこまで高さが異なれば気温も違ってくる訳で……あれおかしくない、おかしくない?
7倍の高低差があったら気温もかなり違ってくる…なら、クオリティシーズンが揃うとは思えないけどどうなってるの?
7倍の高低差があったら気温もかなり違ってくる…なら、クオリティシーズンが揃うとは思えないけどどうなってるの?
いわゆるクオリティを外した時に一番美味しくなる茶園があるんじゃないの?
低地の茶園では、育てている紅茶は中国種なの??
などなど、疑問が次々とわいてきます。
今まで、◯◯茶園はセカンドフラッシュが美味しいなー、ファーストは☓☓茶園が好みだなーと感じた事がある皆様、
今こそこの本を開く時!
その茶園の標高、向きは一体どうなっているのか?
地理的に近いのに味がぜんぜん違う茶園は、何が違うのか?
などなど、疑問が次々とわいてきます。
今まで、◯◯茶園はセカンドフラッシュが美味しいなー、ファーストは☓☓茶園が好みだなーと感じた事がある皆様、
今こそこの本を開く時!
その茶園の標高、向きは一体どうなっているのか?
地理的に近いのに味がぜんぜん違う茶園は、何が違うのか?
春には気温の変化を、夏には雨季の終わりをデータで見ながら、頭の中で味を反芻する。
標高と茶園の向きを考えながら、自分の中で味についての仮説を立ててああでもない、こうでもないと考える。
なんでなんでという疑問が尽きない一冊です。
もっとデータが欲しくなるし、もっと色んなダージリンを飲んでみたくなる本だと思います。
なので著者のランク付けは模範解答とし、自分なりのランクを自分で考える、そのための本のような気が致します。
そして茶園の名前の由来なんかも非常に面白いです。
ピュッタボンさんが改名してたのは知らなかったし、マーガレットホープのマーガレットさんが幼女だったというのも知らなかったです。
(´ε`;)ウーン…私にはちょっと情報過多でまとめ切れてない感がどうしても…
実際に何らかの栽培に携わってるとか、茶園に行ったことがある方が読めばもっと色んなことが分かる本なのかもしれません。
ヒマさえあれば本を開いて、じっくり考えをまとめたいと思います。
実際に何らかの栽培に携わってるとか、茶園に行ったことがある方が読めばもっと色んなことが分かる本なのかもしれません。
ヒマさえあれば本を開いて、じっくり考えをまとめたいと思います。
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