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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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わたしの知らない団子の世界〜喫茶去 一芯二葉にて〜

東京に住んでもう10年くらいになるので、いいかげん昔の場所との比較もどうなのという気がしていた今日このごろですが
先日、私はまだまだ東京の、いや関東の真の姿を知らなかったと思う事件がありました。
 
なんと、関東には、
串団子に海苔を巻いた「磯辺団子」なるものがあるらしい!!!!
 
こりゃ変わった商品だわと衝撃を受けていると、ご一緒していただいたこうやさんが
「え、まさか知らないんですか!?」
と、私が知らない事に逆にビックリしているご様子。
 
いや、待ってくれ、待ってくれ。
磯辺モチは知ってる。モチに醤油をつけて海苔で巻いたアレのことだ。
でもそれが団子になってるのはおかしい。
 
だって、団子ってのは小粒の球体を串にさしたもので、食べる時は1個1個口に入れるっていう食べやすい形状になってるじゃないですか。
それをなぜわざわざ海苔でひとつに纏め上げるのか。
想像しただけでも食べにくい、ゆえに、広く一般に普及しているとは考え難い!
 
 
…と、自論を展開するのもアレなので、人様に色々とお伺いし、
それをまとめてみたり、全国調査を行ってみたりしました。
知ってる、知らない等ありましたら、匿名でも結構ですので出身地とともに情報いただけるとこうやさんと手を取り合って喜びます。
 
え、さて
そもそもどこのお店でお団子を食べたのですかというお話をようやくスタート。
荻窪にある「一芯二葉」さんというお店です。
ジークレフのスタッフさんが出したお店ということで、紅茶のラインナップがジークさんだったり、コンフィチュールのラインナップがなんとなく似ています。
店内は非常に和風のレトロな空間。原木の持ち味をそのまま生かしたテーブルやアンティークな小物類が非常に可愛らしいです。
 
紅茶だけのお店ではなく、お茶全般を扱っているためか、甘味は和物が中心。
小料理メニューもいくつかメニューにありました。
 
セットメニューも用意されていますが、セットのお茶は結構細かに決められている様子。
ディンブラは選べないのね…
というわけで、オススメとなっていたケーク・オ・フロマージュとニルギリをいただきます。
紅茶はテイスティングカップで抽出されている様子。
そのためか、結構輪郭がシャープに感じられる味わい。
そして自動的にカップサービスでの提供ということになります。

セットのお値段は、確か1020円だったと記憶しておりますので、カップサービス+ケーキのボリューム等を考慮すると割と高いかなと感じてしまいます。
中国茶などはポットサービス(といっても中国茶のポット小さいけど…)で、お湯を継ぎながら飲めるようなのでそっちのほうがお得感があるのかな。


今回もレビューを書いたのですが、特に紅茶メニューはシーズナルものが揃っており、仕入れによって販売価格も変わるので、ほとんどお役に立たないものになっているかと思われます。
ある程度お茶に詳しい人が、店主のセレクトを楽しみにシーズナルものをテイスティングする…
そんなお店なのかなという印象。
通向けのお店ですかね。

ちなみにこちらのお店で紅茶店レビューが150店舗に到達いたしました。
年内ギリギリセーフという感じです(;´Д`)
お店のストックがもうほとんど無いため、遠征しない限りそろそろ打ち止めかと思われます。
むしろお店情報ありましたらおしえてくださいませ、切実に募集ですw

 
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2011年の紅茶を振り返ってみる

今年は激動の年でしたね。
私の人生の中で、1995年も相当凄かった記憶があるのですが、2011はそれを超えた気がいたします。
そんな激動の年の紅茶を振り返ってみる~
 

紅茶メーカー関連

相次ぐムック発売、もうトートは持てません。
マリフレムックのあまりのミーハーさに衝撃を受け、オマケがのきなみトートバックな事に怒りを露にし、
トータルでは楽しかったです。ええ色々と。
一方で、ルピシアの月刊誌は4月で休止。
 
個人的には、ムックに関しては内容の薄さとオマケのトートが不満
ルピに関しては月々の紅茶が選べない事と1ヶ月にしては茶葉量が多い事が購入を渋る要因。(1缶でも充分すぎたと思う)
じゃあそれを改善したら売れるのか?と考えると、あんまりそうとも思わない。
ううむ…毎月同じテーマで物を作る場合、毎月買うのはやはりコアなファンということになるから、ライトユーザーターゲットは厳しいとかとか?
月刊誌「ダージリン茶園」とかなら受けたりするのかも。少なくとも80回以上はネタがあるよ!
 
・銀座リプトン閉店
おそらく最も大きな紅茶会社であるリプトンさんの喫茶部門が閉店するという告知を受けて、衝撃が走った5月。
閉店はティールームだけで、紅茶教室である銀座リプトンは残っています。
……が、最近クーポンサイトで紅茶講座を半額で売っているところを見かけるとうっすらと不安が…
 
個人的には、廉価でカジュアルな路線のイエローラベルを前面に出しつつ銀座は難しいんじゃないかと思うのですが。(逆にリーフルさんは銀座でよかったよね)
 
ここはひとつ新宿や渋谷に引越とか(ry
 
 

東日本大震災関連

もう本当に色々ありましたが、紅茶関連だけに絞って振り返ります。
 
・震災の影響で牛乳が品薄になる
色々と品薄になったのですが、特に牛乳は長かった気がします。
紙パックが作れないためとかなんとかで、3月中は結局牛乳を買えなかった記憶が…
あまりにミルクティーに飢えたので、牛乳以外でミルクティーを作ってみたりしました。
牛乳切れの時の備えとして、ミルクパウダーあると便利かもしれませんね、色々と。
 
無いなら無いなりに楽しむ、100点満点の紅茶じゃなくていい。
生活の中の紅茶ってそんなもんだと思います。
 
・飲食店は閑古鳥?
ただ、バターが無いという悲痛なつぶやきは多々目にしてましたので、お店の方は本当に苦労されたと思います。
本当にお疲れ様でした。美味しいお菓子をありがとうございます。
 
 

産地、国際関連

・ダージリン地区で春闘?が発生
日本へは、医薬品などの輸入が優先されたためさらに遅れたという話も聞こえ、今年のダージリン1stは概ね遅れ気味に。
振り返ると初飲みは5月19日となっておりました。
改めて、紅茶ができてから運ばれるまでについて考えさせられた1年です。
 
・日印EPA締結
関税が安くなるぞーーーー!!
びみょうーーーーにね。じわっとね、10年くらいかけてね
というわけで、10年くらい後にはティーバッグ市場が面白い事になっているのかもしれないEPA締結です。
今年は特に影響らしい影響はありませんが、始まりは今年から。
 
・ダージリンのブランドを保護する動き
シャンパンも同様の保護を受けているので、今後ダージリンはシャンパン並みに保護されると考えても良いのかもしれません。
今後、さらなるダージリンの高騰が予想されます。
そして今巷に溢れる自称ダージリンは、姿を消すことになるのかも。
まぁ少し前は昔はアールグレイが席巻して、今はダージリン。
そうなったとしても次の茶葉が注目されるだけのことなのかも。
 
 

磯淵さん系

・セルフスタイル紅茶屋「マザーリーフティースタイル」登場
セルフスタイルの紅茶屋さんってなかなか定着しないのですが、
紅茶がポットサービス、茶葉入りで300円という安さ。
3店舗目もオープンして、拡大路線のような雰囲気です。
個人的にも気に入ってます。近くにあったらチェーン店の代わりに使うのにぃ。
 
・パンジェンシー
いやもう、今年の紅茶関連最大の出来事は?と聞かれたらこれなんじゃないでしょうか。
意味不明単語「パンジェンシー」登場。
 
囁かれだしたのは確か6月から
紅茶飲料とはとても思えない味わいに衝撃を受けたのと、
加糖というだけでここまでボロクソに言われるのかという事にも個人的には衝撃を受けた商品でした。
いやぁその…無理矢理飲ませてすみませんでした。
 
また発売しても面白いなと思うのです。
 
 
 
いやー、動いた動いた。
多分、今年はそんなに変化があったようには見えないけど、数年後には今と大きく状況が変わってて、
そのきっかけの年になっていたのが実は今年、みたいな感じじゃないかと思っております。
 
今年も決めましょう、身も蓋も無い「私・オブ・ザ・イヤー」
今年はあんまり紅茶お菓子が出なかったというか、出ても遭遇できないケースが多々あった気がします。
大人のクリスピーナが食べられなかったのには未練が…
 
そんな中で、紅茶と一緒に食べる、というコンセプトで登場したお菓子が非常に斬新かつ旨い。
私はこってり甘いホワイト&ショコラのほうが好みです。
 
そして去年は「大事に飲める1杯を増やしたい」と言っていたようですが、
全然増やせませんでした。
今年は転げるように過ぎて行きました。
多分来年も転がってる気がするので無謀な事は言いません。



 
来年は、積み茶をすっごく減らした後でデセール・テかネットで大人買いをしたい!!!!
 
…………むぼ(ry
 
 
今年もまだちょっと残っているし
ブログの更新は多分これから先のほうが増える予定ですが
とりあえず振り返りということで。

 
Comment(7)

忘年お茶会2011@高田馬場こく〜んさん

気がついたらすっかり年末ですよ。
毎年、1年の振り返り記事を書いてまして、それが終わってから年忘れ!と行きたかったのですが
まぁね、とりあえず全部忘れる!

というわけで忘年会!忘年お茶会を開催いたしました。
場所はいつもお世話になっている高田馬場のこく〜んさん
16名の皆様にお集まりいただき、若干愉快な格好なぞしながら楽しくお茶を飲んできました。

ウェルカムティーは、ダージリンとカモミールのブレンドティー「ロンド」とジンジャエールをミックスしたスパークリングティー
クリスマスだしシャンパンっぽくなにか…と思って無理やりオーダーした一品ですが
これがうんまい!
いつものジンジャエールにカモミールの香りが加わって、非常に上品な味わいに!
ジンジャエールにハーブやスパイスをプラスするという発想が今まで無かったので、本当に衝撃的でした。
市販のチャイのジンジャエール割なんてのも面白いのかも。
20111223.jpg
カメラの色調を補正するの忘れて全体的に赤っぽくなってますが、なおすと冷め冷めしいのでこのまま掲載します。
珍しいくりぞう先生の後ろ姿と一緒にご堪能ください。
くりぞう先生といつも一緒にいらっしゃるこうやさんは、急な都合で欠席でしたよね?
って言えってブログに書いてました


お食費は

  ・ミネストローネスープ
  ・自家製ピクルス(大根・人参・きゅうり)
  ・鴨のラップサンド
  ・トマトキッシュ

201112232.jpg
このキッシュ、クリーミーなのにほんのりトマト風味、生地がとろっとろでなめらか。美味い溶ける。
ころころと小さなじゃがいもが入って食べ応えもあり、個人的にはタルト生地があまり固くないというのが非常に嬉しい。
むしろタルトの主張が非常に控えめで、ほんっととろける食感がたまりません。こんなになめらかなキッシュ食べたことない!

セットの紅茶は、ダージリンとアッサムのブレンド「エチュード」
スタンダードな味わいの紅茶は食事時にぴったりで、何杯でも紅茶がすすむすすむ。

201112233.jpg
こちらは持ち込みのからあげ。
ほらクリスマスだし紅茶に唐揚げは必須ですよね☆(ゝω・)vキャピ
え、クリスマス会じゃなくて忘年会じゃないのかって?
その辺の議論は会の中でも出たんですが、5日くらいなんて誤差ですよ、誤差。

ご案内の中でナチュラルに「ザンギ持ち込み可」と書いてしまったのですが
ザンギって何?と思われた方もいらっしゃったようで、
ぎんぐさんはわからない中ザンギを調査し、しかも売り場まで調べて買ってきてくださいました。(私も都内でザンギを売ってるとこしらない)
何という優しさ!ぎんぐさんは天使ですか!!


ちなみに今回ちょっとした余興があり、皆様がいつも使っているティースプーンを持ってきていただきました。
それがこちら、じゃん!
201112234.jpg
16名だれひとりとしてかぶっていないというバラエティ豊かな顔ぶれ。
一番「かわいい」と評判だったのは、こうやさんのルフナ国仕様(=スリランカ型)ティースプーンでした。

ちなみに私のは、その昔伊勢丹にWhittardが入っていた時代におまけでもらった品。
ティースプーンは何かと集まるので他にも家にありますが、
やはり毎日使うものは1個に絞られますよね。

あと「袋から直接」という方も複数名いらっしゃり、普段紅茶を淹れるスタイルは人それぞれなのねと改めて感じました。

201112235.jpg
締めはアップルパイ〜(´∀`*)
そして紅茶ゼリー&ミルクゼリーです。これはもう、何も言うまい。旨いしかでてこないもの。
ほんと、なんでこんなにこく〜んさんのお菓子というのは美味しいのでしょう。

セットの紅茶はパルフェタムール。
この日だけで紅茶を6〜7杯は飲んだような気がします。
本当に美味しい紅茶って、身体にすーっと吸収されますよね、ポット1杯飲むのが全然苦じゃない。
そんな紅茶をたくさん作っていただいて、かつ愉快な格好で騒ぎちらして、こく〜んさんには本当にお世話になりましたm(_ _)m

また、紅茶好きの皆様とご一緒できてとても楽しかったです。
こんな感じでよければまた一緒に紅茶のんでくださいませ〜


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さらっと シルポさん福二、ネタバレするよ

ネタバレのためだけの記事です
購入したのは福二で入っていたのは以下

【ダージリン】
1st  ピュッたぼん
2nd タルボ

【アッサム】
2nd ダフラティン
CTC ハルマリ

【他】
ニルギリ チャムラジ
ウバ アイスラビー

【フレーバー】
フレンチバニラティー
アプリコットピーチ
オペラ・チャイ


今年飲みたかったものが大体入ってます。来年が楽しみだー
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AGFさんの「俺の紅茶」

ファミマで発見。味の素ゼネラルフーヅさんの紅茶です。
少し前のAGFさんといえば紅茶が苦いと感じたものですが、ここ最近はそんな感じはしないです。
なのでコレを見たときは久々に 苦いAGF紅茶なのかもとちょっと警戒。
20111219.jpg
紅茶エキス濃縮製法?
そして
スクリュープレス製法?

スクリューでプレス、なんかヤバそうな…と思ったら案の定
201112192.jpg
圧搾していらっしゃるようです。

うおおおお茶葉にそんなことしたらアカン!!!!
これは地雷かっ!?

…と、思ったのですがそうでもなく。

香料も控えめであまり臭さがなく、
飲んでみたら結構しっかり渋味があり、ミルクティー飲料として結構美味しいのではないかと。
味の路線は午後のエスプレッソティー藍缶に近いですが、
あちらは苦味が引き立ち、こちらは渋味が引き立っている感じが。
この渋さ、引き締まってていいねぇ。美味しいじゃん!

本当に圧搾してるのかな?とすら思う程度。

スクリュープレス製法についてググってみたところ、青汁や果汁飲料で使われる事が多いという事はわかりましたが、それ以上の仕組みはよくわからず…
企業さんなら圧搾した後で繊維質やら何やらを取り除くノウハウもお持ちなのかもしれませんね。

これはまた機会があったら購入したいです。


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プロフィール
HN:
糀谷 やな
自己紹介:
紅茶好き、紅茶と名のつくものには何でも釣られます。
紅茶専門店は170店舗巡ってます。
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まで。


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