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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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午後の紅茶 エスプレッソティーは逸品

紅茶をエスプレッソしました
なんて聞いたら思わず怒りが込み上げるほど基本的には好きじゃありません。
嗜好品なんだから好きに飲めばいいとは思うのですがエスプレッソ形式だけは許容できません。
 
だから発売のニュースを聞いたときは崩れましたほんと。
午後ティーおまえもか!
でも飲まずにあれこれ言うのだけはしたくないのでとりあえず飲んでみる。
 
100202.jpg
他、見つけた商品いろいろとともに1枚。
 
190gと小さな缶です。サイズ的にも見た目的にも、油断しているとコーヒーと間違えそうですね。
 
缶を開けると香料の香りがかすかに。
心なしか香りが控えめのような。
 
飲んでみると
 
 
う・・・
 
 
(`0ω0)うめぇ
 
エスプレッソでよく出がちな雑味が無い。
なんという硬質で澄んだ苦味。
でもミルクと砂糖入りなので、苦味が全面に出ているというわけではなく、甘さと苦さの程よい味わいをじっくり堪能できます。
 
私みたいに、コーヒーの苦味よりもむしろ酸味が苦手、という人にとっては嬉しい商品かも。
いやぁ、ここ最近の午後ティー製品のなかで一番くらいに好きかも。
特に冷えた状態だと苦味も引き締まっていいですね。
 
 
ハッ、で、でも紅茶エスプレッソが好きになったわけじゃないんだから!
 
ちなみに、カフェイン量が缶コーヒー並みです。
100gあたり55mg(公式栄養成分表より)
公式の栄養成分表を見ると、紅茶の中では抜群に多いですね。
カフェインに気を使っている方はお気をつけくださいませ。
 
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残りの商品は明日堪能しますw
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ルピシア試飲会に行ってきたよ!

待ちに待ったルピシア試飲会の日!でございます。
千駄ヶ谷時代はちょこちょこ顔を出してたんですが、自由が丘になってからぱったり行かなくなりましたルピシアさん・・・。
久しぶりに入店してみましたが、自由が丘に移ってよかったですね(涙)と思わず感じるすさまじき客入り。
せ、千駄ヶ谷だって良いところだよ!

1階の奥に受付場所があって、番号を言うとお茶リストを渡されて2階にどうぞと言われます。
お茶の内訳は、ダージリン8種
台湾茶 9種
デザートティー(フレーバー) 8種

春を告げるお茶 3種
となっております・・・が!

リストを見てひそかに飲みたかったキャラメル&ラムが見当たらなかった気が!
一体どこにあったんでしょう。焼きリンゴにばかり目を奪われていたから見逃したんでしょうか。
100130_lupicia.jpg
って、そうそう、今回はなんと店内にて焼きリンゴを販売してまして、
そのせいか2階に上がると実に甘い香りに包まれます。
最初はフレーバーティーの香りかと思ったんですが、それにしてはちとキツイかな・・・なので多分リンゴだと思われます。

この影響かどうかはわかりませんが、ダージリンの香りがどうも感じられなかったです。
というか全体的に味も香りも特徴が無いような・・・ううむ、こんな感じですかね。
ダージリンかどうかを判別するのも危ういです私。

個人的にこれは!と感じられたのが、キャッスルトン、タルボ、そしてグームティーの3つでした。
特にグームティーはフルーティーながらも甘さがあり、他とは違った個性的な味わい。
タルボのオータムナルは初めて飲んだのですが、深みが増すかと思いきや案外爽やかな飲み口にまとまってました。

今回一番高額商品なのがタルボ。ここ数年タルボ人気上昇してますねー。
BRUTUSの紅茶特集でタルボ絶賛されてましたし、今はもうダージリンの代表茶園でしょうか。
キャッスルトンみたいに無駄な値段高騰が起こらないことを祈ります。



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グリコ マイルド紅茶オーレを発見

100127_grico.jpg
ミニストップで発見。新製品らしいけど、グリコ乳業のHPには掲載ありませんでした。
 
ダージリン+アッサム 50%:50%使用だそうです。
ほぅ、ダージリン・・・
 
お味のほうは・・・
 
 
これ表現難しい。
ここ最近出合った事が無いような味わいです。
 
でも昔はこんなミルクティーが主流だったかも。
紅茶っていったらダージリンだった時期がありましたよね、でももう10年以上前かな・・・
その時に飲んだダージリンミルクティーのような味がする。
 
酸っぱいと感じるほどではないけれど、かすかな酸味があるような
でもそれが味のキレになっているのかも?
巷で見かけるミルクティーとは確実に一線を画している味。
それが良いかどうかは別として。
 
個人的には・・・
 
 
やっぱダージリンはミルクにしないほうが良いんじゃないかと思うんですよ。
あと香料使うならダージリンを選ぶ意味が無いと思うんですよ。

ああ、今日も本音トークですね。
お叱り覚悟です、もう。
色々考えたけど、やっぱり嘘はつけません。
  

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ファミマカフェ ハニーアップルティーオレ、そして・・・

ファミマに行ったら、あじわいファミマカフェの新商品らしき物が登場しておりました。
今回はハニーアップルティーオレ!
じゃーん。

100126_honeyapple.jpg

隣のやつが実は本命です。

で、このハニーアップルティーオレ、AGF作です。
あ、あれ、何かを思い出すような・・・気のせいかしら。

フタを開けるとみずみずしいリンゴの香り。
飲んでみると


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なんか最近、オマエはっきり言いすぎだぞって言われてる気がするんですよね。
ここは濁しておくべき?
でもそうですねー、どんな味なのか自分で買う前に知りたいという方もいるかもしれないし、
当たり障りの無いように言うとですね

某ローソンの再来。

再現率高いですね!

※やっぱり追記:飲んだ後、口の中にちょっと変な味が残ります。牛乳の生臭さか?これが非常に厄介な風味になってる・・・。

というわけで本命チョコに手を出しますw
事前に聞いた話では、飲める派と飲めない派が真っ二つに分かれたという商品。
ここはやはり飲まなければ!

キャップを開けると、チョコのにおい・・・案外控えめ、しかもかなりビター。
この香り、昔シルバーポット さんで売ってたオランジュショコラという紅茶そっくりかも。

飲むと、最初は普通のソーダ味。
そしてすぐにやってくるチョコレートフレーバー第二波。これが強烈(笑)
これ、確かにチョコっぽいけど、微妙にズレを感じます私。
チョコから感じる香りではないと思う。

紅茶もそうだけど、人工ビターチョコの香りが得意かどうかが分かれ目かも。
私は・・・ちょっと苦手です。飲めなくはないけど。

しかしサントリーはどこへ行くのか・・・


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結局のところ、茶葉の「酸化発酵」は酸化なのか?

何回聞いても、どんな本を読んでも、長年の謎でした
茶葉の「酸化発酵」。
結局酸化なの?発酵なの?どっち??
 
こちらの本にその辺書いてありました。
紅茶の保健機能と文化
 
結論からいいますと、酸化でいいようです。
 
基本的に「発酵」とは、酵母や微生物による変化のことで、
腐敗のうち、人間に有用なものを発酵と呼んで区別しているようです。
 
お茶の発酵だけやたら特殊なんですよね。
明らかに酵母や微生物による発酵じゃないものを「発酵」と呼んでいる。
何故か?
上記の本では、「思い込みによるもの」と説明しております。
 
当時、発酵の仕組みがようやく解明されてきたらしく、お茶が変化するのも微生物によるものだろう。と予測して、長い事「発酵」と呼んできた。
それが定着してしまって、酸化だと判明した今でも「発酵」だけ残っていると。
 
ふーむなるほど。なんか夢オチみたいで微妙に納得できないのですが、そんなもんかな。
 
 
現代になっても酸化が浸透しない理由のひとつに、「酸化」という言葉がもつイメージの悪さがあるんじゃないかと個人的には考えています。
錆びる、変色する、中には「体がさびる」という使いまわしまでありますが、「錆び」は金属の腐食のことであり、実際あんな錆びが付くとは思えないのに、イメージだけを植えつける危険な言い回しだと思います。
 
しかしまぁ、酸素によって引き起こされる変化を端的にあらわすのに「錆びる」がちょうどよかったんでしょうね。センセーショナルだし。
だから錆びない化粧品やサプリメントを買え、と繋げるのは悪質な商売だと思いますけど。
 
ちょっと調べてみても、酸化というのは実に多種多様である事が分かります。
例えば、ガスやマッチに火がつくのも酸化
私達が食べ物を消化するのも酸化。そのために酸素吸ってるんですもんね。
ホッカイロも酸化して発熱してるし、何も錆びたり変色したりばかりではないようです。
 
しかしここで疑問が。
お茶って抗酸化作用とやらを持ってるんじゃないのか?
つまりカテキンですね。
本当に酸化するの?
 
どうやらこのカテキン、紅茶になるとぐっと含有量が減るようです。
といっても、消滅するわけじゃありません。
カテキン+酸素で、テアフラビンという物質に変化しているようです。
これってどう考えても酸化・・・あれ?抗酸化??どういう事???
 
もう少し調べてみると、この秘密はどうやら「酸化還元反応」にあるらしいです。
よく仕事をした10円玉が黒ずんでくる=酸化銅になるというのは知られた話。
理科の実験などで、水素ガスに10円玉を入れてピカピカにするというものがあるようです。
あと、錆びた釘を炎に入れると元に戻るとか?これは経験ないのでググったのですが。
 
これは、10円玉や釘から酸素が奪われてしまうためで、
どうやら、酸化力(と言うのか?)が強いもののほうに、酸素は行ってしまうようです。
上の例なら水素ガスに酸素が奪われてしまい、水素+酸素=水になる。
酸化鉄も、酸素が燃焼に使われて鉄に戻ると。 
 
カテキンは非常に酸化されやすい物質
らしいので、酸化力が強いカテキンが代わりに酸化してくれることで、
体内の余計な酸素を引き受けてくれる=抗酸化作用 ・・・と、考えても誤りではないのかな?
抗酸化って、カテキンや茶葉が酸化しにくいという意味では無いのですね。
専門家ではないので間違いでしたらご指摘いただけると助かります。 
 
でもこう考えると色々繋がりました。
カテキンは酸化しやすく、茶葉を酸化反応させて紅茶にする
その過程で紅茶はカテキンを失い、テアフラビンを得る。
(実際はこんなに単純な話じゃないのでしょうけれど)

なので、「紅茶は茶葉が酸化したもの」と聞いても不安になる必要は無いという事です。
別に悪さをするわけではありません。むしろ有用です。
 
テアフラビンの抗酸化作用については、日本紅茶協会がちょっと触れてます
ミルクやレモンを入れて飲まれる事が多い紅茶は、なかなか効果について明らかにするのが難しいようです。
 
 
最後に、正真正銘の発酵茶について補足を。
菌類による発酵茶というものも存在します。代表的なのがプーアル茶です。
中国茶の分類でいうと「黒茶」の分類に入るお茶がどうやらそのようです。
日本でも、碁石茶という発酵茶が存在しています。
 
中国茶には、白、黄、緑、青、赤、黒と様々な種類のお茶があり、その中の黒が菌類による発酵茶なので、中国茶=発酵茶 ではありませんのでご注意ください。
 
なお、私は化学に暗いので、誤解、訂正、補足等ありましたらコメントかメールでお知らせいただけると非常に助かります。
 


 

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