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紅茶サイト Tea for Life別館

紅茶サイト「Tea for Life」のブログ部門です。 紅茶ニュース、商品レビュー、紅茶専門店レポなどをお届けします。 Tea for Lifeは紅茶をカジュアルに、もっと身近に楽しむ事を目指しています。
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紅茶ひきたつPockyたべたよ

紅茶味のお菓子は多々みかけましたが、紅茶と合うように作られたお菓子ってこりゃ珍しいかも!
というわけで、9月27日にグリコさんより発売された「紅茶ひきたつPocky」を食べました。
 
なかなか見つからなかったのですが、私は大型のファミマにて発見。セブンでGETという人も居たようです。
20111004.jpg
お値段はコンビニ価格で210円。
(あれポッキーってこんなに高かったっけ)
 
3本1パックで4パック入り、ゴージャスにチョコレートが盛られた贅沢ポッキーです。
 
パッケージの裏には「紅茶の香り・渋みを一層引き立てる」と書かれておりました。
201110042.jpg
てっきり紅茶はオマケ程度の扱いなのかと思っていたのですが(←失礼)
これは本気でペアリングを考えてきているッ!?
グリ子…恐ろしい子!
 
 
味は2種類あり。カスタード&オレンジ と ホワイト&ショコラです。
カスタード&オレンジは、ほのかなオレンジの味わいと優しい甘さのカスタードが程よくマッチ。
香りはオレンジです。
 
あああこれはセイロン系が欲しい、セイロン系が。
個人的にはディンブラ、日東紅茶や青缶のブレンドでも良さそう。
キリッとしたセイロンの渋みとオレンジは合うに違いないわー
 
 
ホワイト&ショコラは非常に濃厚。
公式では「焦がしたバターのような香り」となっていますが、個人的にはクレームブリュレのお菓子がこんな香りだったような。
ほんのり香ばしいバニラの香り。
はぁぁぁぁこの香り大好きです。幸せの匂いがします。スーハースーハー
甘さもしっかりまったりで、単品で食べると強いな、という印象。
これはアッサムのストレートとかで楽しみたいかも。
 
 
それにしてもペアリングって不思議ですよね。
紅茶だけだと「渋っ」と思うくらいの濃さでも、
食べ物とあわせて食べるとあら不思議、甘さと渋さが融和して、口の中がなんとも心地よくなるし
味にメリハリが出るし、
紅茶ひとつで幸せが倍になります。
 
洋菓子だけでなく和菓子もいけるし、紅茶って守備範囲広いと思う。
さすが世界で一番飲まれている飲み物だけあるな、フフフン。
もうスイーツのお供にはぜひぜひ紅茶を!と、強烈プッシュです。
 
 
とはいえ、甘党のワタクシ、単品で食べても全然うましです。
ポッキー単体でもとても美味しいです。
 
 
一方で、クリスピーナさんが見つかりません。
引き続き捜索中ですが、私的にはもう寒いのでアイス食べたくn・・・
 

おまけ
ポッキーオンザロック♪
201110043.jpg
CMと同じ食べ方をしたらポッキーが格段に美味しくなるに違いない!と信じていた時期が私にも有りました。
香りが強いポッキーでやるべきではなかった気もする…
 
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「ボストン茶会事件」は誤訳なのか?~リプトンイベントに行ってきた~

喫茶のほうは終了してしまった銀座のリプトンさんですが、紅茶教室のほうは引き続き開催中です。
紅茶についての深い研究から、紅茶とは直接関係の無いカルチャー講座まで色々とイベントを開催されているようです。
 
今回は、私の大好きな歴史イベント「ボストン茶会事件の真相」にお邪魔してきました。
 
ところでこの茶会事件、「party」は集団の事だから、茶会は誤訳、という意見も多く見られるのですが
はたして誤訳なのでしょうか?
イベントの内容は誤訳かどうかではなかったのですが、個人的に前から気になっていた部分を、レポートを兼ねてまとめてみました。
 
 
【概要】ボストン茶会事件とは何か
1773年12月16日、インディアンの格好をした集団が、ボストン港に停泊していた東インド会社の船を襲撃。
船から紅茶の入った箱を海に投げ捨てた事件。
 
んー、これだけ見ると本当に奇妙ですねw
彼らは何故船を襲い、他の物資ではなく「紅茶」を投げ捨てなければならなかったのでしょうか。
そしてそれが何故、歴史的大事件と呼ばれているのでしょうか。
 
 
【彼らはなぜお茶をターゲットにしたのか】
事件が起こる10年ほど前の1763年、ふたつの戦争が終わりました。
ひとつは、北アメリカ大陸の覇権争い「フレンチ・インディアン戦争」
この戦争が終了した時に、アメリカの先住民族との関係を安定させるため、「アメリカに住んでいる人はアパラチア山脈より西に行ってはイカン」という、1763年宣言が出されます。
 
この宣言は恒久的なものではなく、徐々に西に侵出する目論見だったようなのですが、
当時は既にイカンと言われた場所にも入植が進んでいたそうです。
その人達がどうなったのかは不明ですが、この宣言をきっかけにアメリカに住んでいる人たちに、イギリスに対する不満が高まったようです。
 
そしてもうひとつは、ヨーロッパで行われた「七年戦争」。
発生した戦費を賄うために、当時の内閣は増税を決定します。
砂糖法(1764年)、印紙法(1765年)タウンゼンド諸法(茶・ガラス・紙・ペンキ:1767年)…
しかしあまりに酷い増税だということで反対運動が起き、茶税だけを残してタウンゼンド諸法は撤廃されました。
 
なぜか茶税だけが残った税金。北米大陸ではこの税金を逃れるために、イギリスではなくオランダからお茶を買うようになっていきます。
そのため、イギリスが仕入れたお茶は売れ残ってしまい、東インド会社は大量の在庫を抱える事になります。
そこでイギリスは、北米大陸の住民に、東インド会社以外とのお茶の取引を禁止する「茶法」を制定。
この法律も大いなる反発を生み、イギリス製品の不買運動などが発生したそうです。
 
 
【誰が船を襲撃したのか、また彼らは「茶党」だったのか】
一連の事件を起こしたのは、「自由の息子達」と名乗るグループ。
彼らはボイコットを主導するだけでなく、東インド会社の茶商人を襲撃するなど、いわゆる急進・過激派だったようです。
茶法に反対を表明する彼らは、1773年12月16日、ボストン湾に停泊していた船を襲撃し、積荷の紅茶を湾に投げ捨てる事件を起こします。
 
「ボストンティーパーティー」のパーティーを集団だと訳すると、彼らがそのパーティーメンバーになるわけです。
 
自由の息子達は組織化された集団ではなかったようですが、その目的は北米大陸の自治権獲得にあるのはあきらかで、
どうみてもお茶に関する集団だとは思えません。
 
また船から紅茶を投げるためにその事件限りの「茶党」なるものが出来たわけでなく、自由の息子達による一連の活動のひとつであり、お祭り騒ぎ(炎上的な意味で)なのだから
やはり皮肉を込めてボストン茶会が開かれた、と言うほうが意味合い的にもしっくり来るような気がします。
 
 
========================
…と、ボストン茶会事件が誤訳かどうかについて、つらつらと書かせていただきました。
イベント講座の内容は、誤訳かどうかという話ではなく、茶会事件全般、当時のアメリカでの暮らしぶりなども踏まえて充実した内容でした。
 
他にも英国のお菓子作り講座や、テーブルウェア関連の講座もあるようなので
 
 
私のブログなので私見を書いたことに対して怒るという人は居ないかと想いますが、ソースが無いとイマイチ、という方は下記の本にも「お茶会」が正しいと書いてあるそうなのでぜひ。
 



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マザーリーフティースタイル3店舗目 大崎店に行ってきた

セルフスタイルの紅茶屋さん、マザーリーフティースタイルが、このたび大崎に出店したそうです!
東東京の住人としては、立川よりぐっと近くなって嬉しい限りです。
私の立川店潜入レポはこちら!
 
店舗は、新西口を出て目の前のビル「シンクパークタワー」の2Fにあります。
2Fといっても駅のコンコースからは上り下りが無くまっすぐそのまま。そしてビルにあると言っても建物内ではなく、入口前広場の端の方に建っておりました。
正面しか見てなかったら見落とすところでした。あぶないあぶない(;´Д`)
 
テラス席も用意されており、初秋くらいまではまったり出来そうな気がします。
 
店内は立川とは違い、ヘーゼルの明るい木目調に灰色の壁紙でちょっと大人向けの感じ。
一面が窓になっていて、開放感があります。
個人的には雷雨の日に行って稲光を見ながら紅茶を飲みたいです!とかマニアックな事を言ってみる。
 
 
お店に入ると調理パンが並んでいて早速美味しそうです。
休日のオフィス街、しかも午前中とあってか客の入りは心配になるほどの少なさ・・・オープン直後からこれで大丈夫なの?と思いましたが、お昼を過ぎると込み合ってきます。
 
今回いただいたのは季節モノの
栗と木苺のモンブランワッフル
紅茶はまだ飲んでいないアイスティーにしてみました。
20110927.jpg
きゃぁーうんまそう・・・
マロンペーストの下には、生クリームとアイスが乗っています。アイスが乗っています!(大事な事なのでry)
 
ところで木苺と栗って合うんですか?とちょっと疑問だったのですが
合う!
私、有名すぎるほど有名な某所のモンブランを完食できなかったんです。
あまりに甘すぎて。途中で気持ち悪くなってしまって・・・。
が、こちらのワッフルは、木苺がほどよい酸味を添えて非常に食べやすい!

紅茶を作っている所は見えなかったのですが、アイスもちゃんと美味しくいだけました。
オレンジは1切れ入ってる程度だろうと思いきや、グラスの中にぎっしり3切れ。
オレンジ味がしっかり感じられるので、紅茶の味をしっかり楽しみたいという場合はストレートのほうが良さそうです。


食事メニューは立川店とは異なり、よりしっかり食べられそうなココットメニューが登場しております。
実物はさすがに注文出来なかったのでメニュー表より
201109272.jpg
聞いたところによると仙台店もココットが登場しているようなので、全体的にメニューが変更になっている可能性もありそうです。
 
 
一番羨ましいのはモーニング!
月〜土曜日の営業時間が7時からとなっており、
ワッフルやクロワッサンと一緒に飲み物を楽しめるようです。気になるお値段はセットで310円からという破格。
これが羨ましすぎて羨ましすぎて・・・
ああなぜ大崎なの。うちの近所に出店してください(無理矢理)


次のお店…は、東京以外として、
次の次の次くらいのお店で、何卒、何卒!w

 

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サラダも食べ放題♪進化したジークさんのモーニング

少し前から、吉祥寺ジークレフさんのモーニングが変わったらしく、
土日祝のモーニングが750円に値上がりしたものの、サラダが付いてくるようになったようです。
先日、吉祥寺に行く機会があったので新しいモーニングを頂きてきたのですが、お値段以外にも色々と変更点があったのでかなり戸惑ってしまいました。

皆様お気づきのとおり、ワタクシかなーりどんくさい性格ゆえ、
仕様が変わると何していいのかわからないので、トーストのおかわりの仕方もわからず右往左往しておりました。
変わった事が不安だったり、どう変わったのか気になる方がいるかな?という予想のもど、気づいた限りで変更点を書いてみます。

ちなみに以前までのモーニングはこちら。
最初はここからサラダが付いただけで750円はちょっと高くない?と思ったんですが
変更点を吟味すると凄くお得かも?というわけで、以下
20110924.jpg
1.料金が前払い制
2.セルフサービスになってる

カウンターにお皿、ポット、サラダボウル等が置かれており、そこから好きなだけ取ってくるようになっております。
パンは、カウンターの向こうから店員さんが渡してくれ、その際にプリザーブの種類を選ぶことが出来ます。
プリザーブはパン1枚につき2種類まで選択可能。1種類だけだと足りなくなる場合もあるので、是非色々お試し下さい。

トーストはバターが付いていますが、バター無しも注文可能です。
サラダにはドレッシングをかけることができ、おそらくシーザードレッシングかな?

3.紅茶が飲み放題、しかも色々試せるようになった!
紅茶好きとしてはこれが一番嬉しい事だと思います、
カウンターにはホット3種類、アイス2種類の紅茶が置かれており、おかわりをする時に好きな紅茶を選べるのです!
さっきダージリンを飲んだから、次はアッサムにしよう、という事が可能。
しかも、すぐに飲める状態で提供されますので、味のムラが無くなってる。
嬉しいですわー、これは一番嬉しいですわー。

4.おかわり自由はトーストだけじゃない!
サラダと卵もおかわり自由のようです。
セルフサービスなので、自分で取りに行く必要がありますが、どちらかといえばそっちのほうがありがたいような気も…
サラダはとても食べやすいのでついおかわりしたくなってしまいます。


とまぁ、こんな感じで。
いやいやー、紅茶を色々飲めるようになり、サラダもおかわりできるようになり、これなら750円でも充分お得です。
なお、平日もモーニングが開始され、そちらはサラダが付いていない旧バージョンの形式だそうです。

休日にまったりと、美味しいトースト、美味しい紅茶、そして美味しいサラダの朝御飯なんて、
これぞ贅沢!という感じがします(´∀`*)


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紅茶が動かした世界の話

少し前に発売された紅茶本です。
近隣の図書館情報によると「中学生向き」となっておりました。
確かにふりがなやひらかなも多い…けど、中身は遠慮無く書かせていただきましたという印象を受けました。

【送料無料】紅茶が動かした世界の話

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価格:1,365円(税込、送料別)

目次は
第1章 紅茶のルーツを探る
第2章 紅茶の流行の始まり
第3章 紅茶が動かした大英帝国
第4章 アメリカ人と紅茶
第5章 ワカマツ・ティー・コロニー
第6章 ニッポン紅茶の生まれるまで

となっております。
それまでの紅茶の歴史本と明らかに違うのは、5章・6章のあたりでしょうか。

1章〜4章は、世界各地の「お茶」の発音について、緑茶・烏龍茶と同じ茶樹から出来ていること、
東インド会社やアフタヌーンティーの習慣など、総合的な紅茶の本でも見られる内容が書かれています。

面白かったのは、日本では明治まで「紅茶」ではなく「赤茶」と呼ばれていたそうです。
一体いつから紅茶に変わったのか、誰が変えたのか、なぜ変わっていったのかはわかりませんが、
ジャムがプリザーブと呼ばれる昨今のような感じでしょうかねw

5章からは、他の紅茶本ではあまり見かけない「ワカマツ・ティー・コロニー」のお話です。
その中でも移民少女「おけい」の足跡を追う…と書いております。
とはいえ、資料が少ないのかおけいを中心とした話というより、ワカマツ・ティー・コロニーの説明がほとんどです。
それらを読んでの感想としては、おけいだけが特別苦難の道を歩んだという事でははさそうで、
注目しているのは移民となった時の若い年齢と、その生涯が非常に短かったからかなぁと想いました。

個人的には文中にあった「おけいはアメリカで最初に死んだ日本人女性という栄誉を与えられた」という記載がどうしても飲み込めなくて。
それって栄誉なんですかねぇ(´・ω・`) いやアメリカではパイオニアを尊敬する傾向があるという話はわかるんですが、だったら尚更、生きたことを讃えればいいのにね。

ま、このへんは時代の考え方の違いなんでしょうかね。

6章の和紅茶については、前回のお茶まつりで聞いてきた国産紅茶セミナーを思い出しながら読ませていただきました。
鎖国が終わり諸外国との貿易が開始されたとき、政府が輸出品として考えたのが生糸と紅茶。
明治時代の日本は、紅茶輸出国として有名だったという過去があります。
が、これが衰退してしまう。
この本では衰退の原因を「インドの紅茶産業が大規模で大々的なため」としています。
でも、和紅茶はまだ生き続けている!という内容で本は進みます。

個人的にはどうしても、前回のお茶まつりで聞いてきた「世界に羽ばたく国産紅茶セミナー」を思い出してしまいます。
前回、インドのほうが大々的だからという理由で敗北したなら、現代で世界に羽ばたいても同じ理由で躓くんじゃ…げふんげふん。
(※このへんは本とは関係ないです)

国産紅茶セミナーの記事はこちら。今のところ当ブログ一番の力作だと思ってます。
セミナー参加記録「世界に羽ばたく国産紅茶」 まとめ+雑感
セミナー参加記録「世界に羽ばたく国産紅茶」 パネルディスカッション


こちらの本も気になる一冊。
【送料無料】世界を変えた6つの飲み物

【送料無料】世界を変えた6つの飲み物

価格:2,415円(税込、送料別)


歴史楽しいよ歴史!


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紅茶好き、紅茶と名のつくものには何でも釣られます。
紅茶専門店は170店舗巡ってます。
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